在宅勤務者のモチベーションは成果記録システムにあり

2011年4月6日
日本では地震被害による電力不足が深刻だ。首都圏では照明空調のみならず電車通勤網も正常に機能していない。
これまで在宅勤務と言えば「介護や育児と言った福利厚生上の制度」と考えられる傾向が強かったが、これからは「社員一人ひとりの生産性向上のための制度」ととらえる必要があろう。1.データ入力、2.翻訳、3.デザイン制作、4.プログラム制作、5.製図設計、6.販売促進…。現状でも様々な職種で在宅勤務が有効だが、今後はより多くの職種で在宅勤務が検討される。

在宅勤務制度の導入ポイントは『労働時間』だけでなく、むしろ『アウトプット』をきちんと記録できるツールの存在だ。以下は、在宅勤務で生産するアウトプットを「事前」に決定しておく事を是としながらも、副産物的に生み出したアウトプットも記録できるワークフロー定義だ。自らのアウトプットをきちんと記録する事で、人事考課における基礎データにもなる。

<参考>


<各タスク名>
0.仕事内容の提案、1.仕事内容の指示、2.スケジュールの回答、3.スケジュール承認、4.成果物登録、5.完了確認


[在宅勤務-スケジュール回答省略]:「4.成果物登録」画面]



上司からの指示作業は、スケジュール調整後、完成予定日までにアウトプット登録する。(「1~5」のフロー)
自身で提案した作業内容は、上司の同意とスケジュール調整後、完成予定日までにアウトプット登録される。(「0~5」のフロー)
副生産物に出来上がったアプトプットは、上司同意等の手順は省略され、いきなりアウトプット登録を行う。(「4~5」のフロー)
ワークフロー途中からでもプロセスを開始させる事ができるシステム(BPM/ワークフロー)を選定する必要がある。(当然ながら Questetra BPM Suite SaaS Edition はイチオシである)

なお、以下のワークフロー定義では、スケジュール回答と成果物登録を同時に行う事も想定する。(スケジュール調整が不要なほど短時間で終わる作業など)


<各タスク名>
0.仕事内容の提案、1.仕事内容の指示、2.スケジュールの回答、3.スケジュール承認、4.成果物登録、5.完了確認


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