Service Level Agreement (サービスレベルアグリーメント)、、、
クラウドサービス事業者や通信サービス事業者が自らの「サービス品質」を宣言し、実際のサービスが基準を下回った際には返金等が行われるという仕組みだ。この「クラウドファースト」な時代(?)、IT業界の方でなくても見聞きしたことがあるかも知れない。
以下のワークフローは、サービス事業者が「返金等」を行う業務プロセスだ。
一般の方には馴染みのない話だが、実はこの SLA という制度、、、多くの場合は「ユーザ側からの申請」を受けてから返金等のフローが始められる。まぁ「クレームを受けてから返金する制度」みたいな感じにも聞こえるが、、、現実はそうなっている。
(「鉄道輸送サービス」において、延着などの際に特急料金の払い戻しをする仕組みと同じ、とも言える。。。)
もっとも、、、どんなソフトウェアにも必ずバグが含まれている。世界中でセキュアと信じられている仕様にも、必ず弱点がある。それでいて、ユーザ側の利用スタイルも千差万別だ。ハマってしまう人もいれば、ハマらない人も出てくる。そんな状況下において「返金等を行う」のだから、仕方がない方式なのかもしれない。
[SLA申請対応フロー]