分析ツールなのか、集計ツールなのか
Web 業界に関わる人であれば、誰でも『Google Analytics』の存在を知っています。改めて説明するまでもありませんが、『Google Analytics』(グーグル・アナリティクス)とは、自社サイトのアクセス数や訪問者数などが分かるサービスで、「人気ページ」や「不人気ページ」を確認したり、「ネット広告の投資効果」を確認したりと、「その道の人」には無くてはならないツールとなっています。
しかし一方で、多くの人にとっては「多機能すぎるツール」とも言えます。
見たい情報を表示するための操作は、多機能であるが故に複雑な手順を踏むことになります。たとえば「社内週報」を作るために毎週『Google Analytics』にログインしているような方でも、ごく一部の機能しか使わないのが実情です。そこで、毎回の作業を効率化すべく『カスタムレポート』(ダッシュボード)や『カスタムアラート』(メール通知)を使っている人も少なくありません。
今週も集計値に異常なし!
以下の業務プロセス定義は、週次で行われる「自社サイト運用状況報告プロセス」です。毎週月曜日の朝には、「Google Analytics の集計データがプリセットされた報告文草稿」が用意されます。したがって、マーケティング担当者は一言コメントを入力するだけで全社への報告を完了させることが可能です。特段の変化が発生していない限り『Google Analytics』にログインする必要がありません。
[自社サイト運用状況報告プロセス]