「上司とその上司に稟議を回す業務フロー図の書き方1」にて、二段階決裁の方法を紹介した。稟議業務以外でも良くある承認フローだ。今回は、前回の業務フロー図について、違う書き方を紹介したい。
以下のワークフロー図では、2番目のスイムレーンを「マネージャ」(職位による絶対的な指定)ではなく「申請を行った人の上司」(相対的な指定)にしている。
この様に設定すると、申請者が所属する組織の上司に『2.承認/決裁』仕事が割り当てられる事になる。すなわち「部長(役員)2人、マネージャ10人、メンバ50人」の内、『メンバ』が申請した場合は『マネージャ』が『承認』する事になり、『マネージャ』が申請した場合は『部長』が『決裁』する事になる。
[稟議フロー(相対的表記)]