難解なビジネスプロセスも、業務の流れ図(フロー図)を見れば誰でも理解できる!
「フロー図の書き方」には色々あるが、『業務フローの描画手法 BPMN』の利点は BPMN と言う言葉を知らない人でも眺めていれば理解できる点だ。
最近では企業のみならず、政府機関や任意団体でも、業務の見直しに BPMN を活用するケースが急増してきた。人員の入れ替わり時や新人配置時にも「業務をスグに覚えられる」のがウケている。業務マニュアルより BPMN を優先するのは至って合理的だ。
(1) 簡単なビジネスプロセスも BPMN で描いて、キッチリと社内共有する。
(2) 定義した BPMN を使って、情報システムを構築する。(BPMツール)
(3) 情報システムの運用実績を元に、ビジネスプロセスを更に改善する。
ちなみに、意外と上手く運用に乗らないのが「紙との併用」が必要になるビジネスプロセスだ。ここでは、その代表格である「立替金申請」を考察してみたい。
※ BPMN: Business Process Modeling Notation (1.x) / Business Process Model and Notation (2.0~)
業務手順を分かりやすく図示して可視化するための表記ルール。複数の人間(や機械)が関わる「一連の業務処理」を記述するのに有効なモデリング手法で、(1)IT技術者でなくとも初見で理解できる、(2)システム実装に直結する、と言った特徴を持つ。業務プロセス管理(BPM:Business Process Management)ツールの基盤技術。業務フローのテンプレートをお届けしている『ワークフローサンプル』も、BPMN 手法を使っている。
参考)
http://store.questetra.com/ja/bpm/bpmn/
[立替金申請フロー_デジタル領収書]