毎月受注の営業サイクルを効率化

2012年3月5日
ワークフローAから、ワークフローBを呼び出す。

『ワークフロー間の連携』は高機能ワークフロー製品の醍醐味(??)の1つだ。例えば「販売部門のプロセス」から「製造部門のプロセス」に、ヌケモレなく業務データを受け渡すことがデキル! (Google Apps などクラウドワーカなら「業務情報」はクラウド型ワークフローがイイよ)

参考)ワークフローの処理中に別のワークフローを自動起動する

ただ、、、確かに「販売フロー」と「製造フロー」の様に、上流プロセス・下流プロセスが明確な場合には、迷いなく連携させられるのだが、交互に継続する様なケースでは一気に難易度があがる。

ソフトウェア工学的に言う所の『ウォーターフォール型』に対する『スパイラル型』だ。更に言えば、例えば「顧問契約」や「保守サービス」などでは、『継続的な受注』のサイクルと『サービス提供』のサイクルが、並行して循環する。要するに、営業は営業で次の受注に向けて動いているし、同時並行でサービス部門がサービス提供のプロセスを進めている。(ダブル・スパイラル?)

そんな時のために、『受注プロセス』を「サイクルする親プロセス」とし、『サービス提供プロセス』を「子プロセス」とする方法を紹介したい。

[循環する受注プロセス ]



新規で契約した際、業務は1→2→3→4→5→6と進むが、途中、タスク2の完了時に「外部プロセス」である『サービス提供プロセス』を起動し、更にタスク5の完了時に再帰的に『受注プロセス』を起動する。つまり請求書が送付される頃には、担当営業に新しいタスク『1a.継続的受注を報告する』が割り当てられている。

平たく言えば、「2012年3月の顧問契約プロセス」が、「2012年3月のサービス提供プロセス」と「2012年4月の顧問契約プロセス」を起動する仕組みだ。

[循環する受注プロセス 「2.受注報告を承認する」]

[「継続的受注報告を起動」設定画面]


<類似プロセス>

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