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『交際費』を「単純に損金として算入できる国」は、むしろ珍しい。日本でも原則として、税務上の「損金」とはならない。

確かに、
  • 「経済的利益に対して、所得税課税ができないよぉ~」とか、
  • 「無駄支出が多い会社の法人税が減るのは、公平ぢゃな~い!」とか、
と言った統治者の論理には一応の説得力がある。

しかし、『交際費かどうかの判断』がメンドウだったり、延いては『税額算出が複雑』になったりと、必ずしも合理的な制度であるとは言えない。

参考)主要国における交際費の税務上の取扱い (財務省/2011年1月)
http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/corporation/080.htm

業務プロセス管理(BPM)の視点で言えば、社内に流れるプロセスがスムーズに回る様にするために、社内の制度を単純化することは決して珍しい事ではない。私見ながら、ITによる事務処理の省力化を目指し、「ITが代行しやすい制度」に変えていく、と言う方向性は、国家運営にこそ適用してもらいたいものだ。すなわち、税制の大幅な単純化は今こそ推進して欲しい。(鼻息)

具体的には、その計算や捕捉が極めて困難な直接税である「所得税」(負担者と納税者が同じ)を廃止し、決済の自動化率の高い間接税に重点を置く方向性を示してほしい。(荒鼻息)
  • a. 決済事務が効率化され、かつ冗費を抑制したい公共料金への間接課税(電気・水道等)
  • b. ギャンブルや風俗の合法化と相応の間接課税
  • c. 酒・たばこ・ガソリン等の嗜好品への間接税の強化

(あ、、、業務テンプレートの紹介につなげがたい流れ。。。)
ここでは「接待交際費」の多くを何とか損金算入させるべく、社員が「接待交際費」を行う前に申請させ、必要に応じて支出レクチャーを行うワークフローを例示する。

[接待交際費の事前事後申請]


毎月やらなきゃダメなコト。
一般社員なら、出勤簿、旅費精算、経費申請。。。
一方で、一般管理部門や販売部門の責任者なら、月次試算表作成や売上予想更新と言ったところか。

経理処理や人事労務系処理でお決まりの月次処理であれば、多くの社員が利用するので、ワークフローを整備するモチベーションが高い。しかし、月次試算表作成や売上予想更新と言った、少人数しか関わらない業務は、ナカナカ整備されない傾向にある。

しかしワークフロー化によって、販管業務が自動的に『正式な記録として残せる』様になる意義は、極めて大きい。例えば、新任の取締役など、新任の『データ閲覧権限者』も、いつでも過去にさかのぼって当該業務プロセスの履歴データを閲覧できる。

[売上予想の月次報告フロー]

難解なビジネスプロセスも、業務の流れ図(フロー図)を見れば誰でも理解できる!
「フロー図の書き方」には色々あるが、『業務フローの描画手法 BPMN』の利点は BPMN と言う言葉を知らない人でも眺めていれば理解できる点だ。

最近では企業のみならず、政府機関や任意団体でも、業務の見直しに BPMN を活用するケースが急増してきた。人員の入れ替わり時や新人配置時にも「業務をスグに覚えられる」のがウケている。業務マニュアルより BPMN を優先するのは至って合理的だ。

(1) 簡単なビジネスプロセスも BPMN で描いて、キッチリと社内共有する。
(2) 定義した BPMN を使って、情報システムを構築する。(BPMツール)
(3) 情報システムの運用実績を元に、ビジネスプロセスを更に改善する。

ちなみに、意外と上手く運用に乗らないのが「紙との併用」が必要になるビジネスプロセスだ。ここでは、その代表格である「立替金申請」を考察してみたい。

※ BPMN: Business Process Modeling Notation (1.x) / Business Process Model and Notation (2.0~)
業務手順を分かりやすく図示して可視化するための表記ルール。複数の人間(や機械)が関わる「一連の業務処理」を記述するのに有効なモデリング手法で、(1)IT技術者でなくとも初見で理解できる、(2)システム実装に直結する、と言った特徴を持つ。業務プロセス管理(BPM:Business Process Management)ツールの基盤技術。業務フローのテンプレートをお届けしている『ワークフローサンプル』も、BPMN 手法を使っている。

参考)http://store.questetra.com/ja/bpm/bpmn/

[立替金申請フロー_デジタル領収書]

立替経費申請を『月次一括申請』から『逐次申請』にする会社が増えてきた。「いつでも申請できる」と言うのは従業員にとってアリガタイ。何より「申請忘れ」が減る・・・様な気がする!


ボランティア団体の業務フローは、ナカナカ回らない。(だって無給なんだもん)

特に「月次報告」なんてタスクは、他に本業を抱えている幹事さん達にとって苦痛以外の何物でもない。でも会計幹事は活動経費の精算をしなければならない。(あー回らなさそう)

そんな時には、毎月1日に自動的にタスクが発生する『タイマー開始イベント』が便利だ。(BPMNを考えた人、エライ!)