有給残日数の通知に連動する休暇申請フロー

2011年4月12日
昨日の記事『シンプルな「休暇申請ワークフロー」でBPMを体感しよう』は、「Workflowサンプル記事としてシンプルすぎるのではないか?」と言う苦情が来そうだ。早々、拡張しておきたい。

ビジネスプロセス設計時の鉄則(※)だが、「ビジネスプロセスの成果物」について改めて考える。・・・そもそも「休暇申請」は何のためにするのか?
- 1. 上司やチーム内に自身の休暇を知らしめて、必要あれば仕事を代行してもらう
- 2. 出勤日数/有給休暇日数をカウントする…
そうだ! 目的として「3. ≪有給休暇の残日数を計算≫」を足してみることにしよう!! 一人一人の従業員にとって、残り有給休暇の残数は気になる。

ちなみに『鉄則』については、本家『ビジネスプロセスモデリングの鉄則』(全4ページ)を参照されたい。


<各タスク名>
1.休暇申請、2.休暇申請承認、2a.休暇申請(再入力)、3.有給休暇残数通知、4.確認


[休暇申請-残日数メール通知:「1.休暇申請」画面]


タスク『4.確認』で通知する方法もあるが、「通知を確認するだけのタスク」(何も入力が無い仕事)で、Worklistを増やすのもためらわれる。メールで読むのとさして変わらない。(!)
以下のワークフロー定義では、タスク『4.確認』の代わりに、メールで有給休暇の残日数が通知される。


<各タスク名>
1.休暇申請、2.休暇申請承認、2a.休暇申請(再入力)、3.有給休暇残数通知


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