今こそ検討したい『在宅勤務』ワークフロー

2011年3月24日
子育、介護、地震、インフルエンザ流行、通勤疲労軽減、CO2削減、フリーデスク、経費削減、地域経済活性化…。
色々な観点から「在宅勤務」は世界中で注目されている。日本でも2003年の「eJAPAN戦略II」以降、徐々にテレワーク(Telework:和製造語)を支援する会社が増え、就労人口の2割程度になりつつある。日本では、事前に仕事内容と就労時刻を決めた上で在宅で就労するパターンが多い。(参照⇒『在宅勤務の働き方を規定するワークフロー』

今回紹介するワークフロー定義は、汎用的な作業指示フローだ。すなわち具体的な作業指示、スケジュール調整、成果物のチェック作業を可視化する。各従業員への「明確な作業指示(割り当て)」は在宅勤務の推進にも役立つ。


<各タスク名>
1.仕事内容の指示、2.スケジュールの回答、3.スケジュール承認、4a.追加指示、4b.成果物登録、5.完了確認


[在宅勤務-部下作業提案:「3.スケジュール承認」画面]



上記のワークフロー定義では、タスク『5.完了確認』を終了させると、タスク『4a.追加指示』も自動的に強制終了する。BPMNでは「全終了イベント」(Terminate End Event)と呼ばれる。※ BPMN = Business Process Model and Notation
ワークフローに流れた「仕事の量」や「締め切りに対する順守率」などのデータを元に、月次や四半期などで振り返りを行うと良いだろう。場合によっては部下から仕事の内容を提案できる流れも検討したい。


<各タスク名>
0.仕事内容の提案、1.仕事内容の指示、2.スケジュールの回答、3.スケジュール承認、4a.追加指示、4b.成果物登録、5.完了確認


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