事業の根幹となるマスターファイルを更新するフロー

2011年3月4日
「取引企業の口座情報一覧」、「各代理店傘下の販売店リスト」、「監視サーバのIPリスト」などなど…。
事業を推進するうえで≪重要なマスタデータ≫のメンテナンス作業には、細心の注意を払いたい。すなわち、データ変更の履歴だけでなく、データ変更に至るまでの一連の手続き(「誰が/いつ」確認し判断したのか)もきっちりと記録したい。日々の記録がフロー改善のための基礎データになる。さらには、万一の事故発生時にも事故原因を検証することが出来る。


[マスタ登録情報変更-ダブルチェック:「2.変更内容の入力」画面]



上記のワークフロー定義は、二人の担当者によるダブルチェック体制だ。そして、誰が・何を入力し・何を確認したのか…、全ての業務処理が、その実施時刻とともにワークフロー内に記録される。
なお私見ではあるが、人間はミスを犯す存在であり、「ミスが起きた時にチーム内で再発防止フローを考えるためにワークフローは存在する」と考えておくべきかと思う。

以下のワークフロー定義は、口座情報変更のキッカケとなった申請書類を『1.変更事象指摘』で入力しておけるプロセスデータ設定になっている。この場合、変更証跡の管理を兼ねることができる。

[マスタ登録情報変更-申請書類入力:「2.変更内容の入力」画面]

ちなみに、Questetra BPM Suite姉妹製品EAI連携BPM『DataSpider BPM』(Appresso社)は、様々なデータベース(DBMS)とのデータ送受信設定が容易だ。おススメしたい。

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