見積書作成の所用時間を可視化するワークフロー定義

2010年12月27日
「ビジネスプロセス改善事例!」だの、「実践ワークフロー改善!」だの・・・、近年BPM関連のセミナーやイベントが急増している。
そこで語られる事例の多くは「組織外部からのリクエストに対応するプロセス」に類するものだ。やはり『見積書対応』や『問い合わせ対応』などの顧客へのレスポンス改善は、売上に直結するプロセスであり、どの企業もモチベーションが高い。

さて「特定のタスク群」(プロセスモデル)の対応時間を計測したい場合、あえて単純なプロセスモデルとして独立させ、そこを通過する所用時間を計測したくな る。そんな場合、前後のタスク群(プロセスモデル)とは、メッセージ送信中間イベント等でプロセスモデル同士を接続するのが良い。




上図の見積書作成フローでは『受注失注報告』後の下流タスクを定義していない。
すなわち「どうしてもある程度時間が経過(滞留)してしまう『受注失注報告』以降のタスク群」は別プロセスモデルとして定義し、別途所要時間を計測する様にしている。(上図の「メッセージ送信中間イベント」が下図の「メッセージ開始イベント」を自動起動する仕組み)


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