企業間プロジェクトにおける仕様書確定プロセス

2010年12月15日
ワークフローは『企業内に閉じたもの』と思いがち。ただ、「頻繁に発生する定型の業務」は企業内に限った事ではない。

例えば「仕様書」の『企業間やり取り』をメールで行うと、やり取りしている当事者同士ですら、結局どれが「最終的に確定した仕様書」なのか分からなくなる。このようなケースでは、『企業間やり取り』を可視化し、その進捗を委託側・受託側それぞれの多数関係者がいつでも確認できる様にしたい。
(そもそもメールやり取りは、会社記録に残らない可能性があるので避けたい)

以下の業務フローは、両社権限者の仕様書策定活動(と仕様書修正活動)をオープンに進捗させるためのフレームと言える。
(「SaaSワークフロー」であればプロジェクト期間中だけの利用も出来て便利)



もちろん「メール」を完全に無くす事は容易ではないだろう。ただ「メーリングリスト」に委託側・受託側それぞれの全関係者が参加し、みんなで全ての通信を読む…という不毛なやり方は改善できる。
仕様が修正された場合にのみ全関係者にメールされる様な仕組みも良い。


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