ホントに公正な「厳正なる抽選プロセス」

2010年12月2日
『1名様に世界一周旅行をプレゼント』の抽選なら、風車型の抽選マシーンを回して、大勢の面前でワイワイ楽しい抽選会を実施する。でも『100名様にiPadをプレゼント』となれば、そうも行かない。

まずは「厳正なる抽選」である事を、誰にでも説明できる様にしておきたい。例えば「コンピュータで自動抽選」と説明したところで、やはり「転記ミスはないの?」「2~3人で密室処理してたりしない?」など、小市民は何かと質問したくなる。
出来る事なら「社内不正の発生確率が低い」あるいは「ミスや手戻りが発生しない」、そんな業務手順を考えたい。




Web フォームで受け付ける事が多いコノ世界、やはり応募者一覧はエクセルで管理する。まず、明らか0にデタラメなメールアドレスや、重複登録などを削除し「応 募一覧Sheet」を確定させる(1~3)。その後、エクセルの使い手でもある経理部に「応募総数と当選人数」だけを伝えて「当選番号リスト」を作成 (4)してもらい(乱数関数を使う)、当選番号を確定させる。当然、経理部は「応募一覧Sheet」を閲覧できない。要するに経理部と、マーケティング部 の部長がケッタクしない限り当選者を恣意的に決める事は出来ない仕組みだ。
ちなみにシステムを活用する事で、各タスクの操作が時刻とともに記録される。すなわち「やり直し」などのズルも防げる。

全当選番号を全て加算する「マジックナンバー」を社長に決めさせて(最終当選番号は剰余値)、更に恣意的な抽選を困難にするワークフローも考えられる。


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