他方、「大事な業務データは、クラウド環境に!」と言うセリフも正しい。
一流のハッカーが社内に在籍しているなら、社内サーバだけを信頼する道があるかもしれない。しかしそれでも、「全ての業務で社内サーバしか使わない」と言う発想は、ほぼすべての企業において「ナンセンス」だと思う。
- 電力供給を自前にこだわる(コンセントを使わない)
- 現金管理を自前だけでこなす(銀行に預けない)
では、どの様な業務システムからクラウド化させるべきなのだろうか? 以下は、「在宅勤務申請の承認フロー」をクラウドで処理する例だ。(明日以降、この基本形を拡充させていこうと思う)
類似:『在宅勤務制度を規定するワークフロー』(2011年3月23日投稿)
<各タスク名>
1.事前申請、2.承認、3.報告
[在宅勤務-申請承認:「2.承認」画面]
<各プロセスデータ名>
- 件名
- 日付型: 在宅勤務予定日〔タスク2&3の締切〕
- ユーザ型: 承認上司
- 文字型(複数4行): 業務予定
- 選択型: 承認フラグ(OK/NG)
- 掲示板型: 社内通信
人事部門が給与計算のためにデータ活用する場合には、人事部門に「プロセスデータを閲覧する権限」を付与しておく必要がある。
なお、上司承認がNGとなった事を明示的に伝えるには、以下のワークフロー定義の様に「差し戻しに対応するタスク」を明示的に用意しておく方が良い。各自の「タスク一覧」における視認性が高まる。
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