日本の労働基準法は、多くの在日企業に「振替休日申請フロー」を要求する。すなわち『単なる休日出勤』を認めれば、その日の賃金が35%もアップしてしまうので、「事前に振り返る休日を特定し(通常賃金で)休暇日に出勤してもらう」と言う必要がある。
とは言うものの、人事労務系の業務フローの中でも勤怠管理系の申請モチベーションは低い。すなわち、どこの会社でも停滞しがちだ。何とか工夫したい。(少なくともハンコ書類を回すなんてヤッテラレナイ…)
はてさて、このフローでキッチリ「事前申請」が為されるか?
このワークフロー定義で「90%以上の事前申請」が実現する組織は、全社員の意識レベルが極めて高い。と言うか普通はムリだ。やはりボトルネックは「プロセスの起動モレ」だろう。すなわち「申請しなきゃならない、と思いだすキッカケ」がもっと必要だ。
「最も単純」ながら「最も手っ取り早い」施策は、『メーリングリストでの申請情報共有』だ。部署内に申請者が現れる度に、申請内容がメールで飛んでくる。そしてメールを受信する度に「あ、オレも申請しなきゃ」と思う…。
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