ワークフローを導入運用していると、「ワークフローを変更するワークフロー」と言う話が必ず出てくる。
ビジネスプロセスモデリングの鉄則から言えば、『キッカケ』を決める事が大切だ。例えば、「カイゼンしたい!」と言う(自然発生的な)社内要望があったときに随時見直しを行うのか、毎月(プロセスオーナーが能動的に)要望を集めて見直しを行うのか、によって「ワークフローを変更するワークフロー」の定義が異なる。以下の事例は、利用者である社員が発見したカイゼン点を起点にするワークフローだ。
ワークフローを『より良いモノ・あるべき姿』に近づけようとする組織は、ワークフローそのものを『企業競争力の源泉』に高める事ができる。少なくとも「どの様なカイゼン点が存在するのか」を日頃から把握しようと試みる組織は強い。
なお、全ての「要望」が理にかなったものとは限らない。あるいは複数の社員から同じ「要望」が上がってくるケースもある。以下は、検討途中で『中断』しやすいワークフロー定義だ。(もっとも、中断したとしても『要望の記録』は資産だ)
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