そんな時、ワークフローが自動化され過ぎていると困った事態になることもある。例えば、開発社員がテスト入力した住所などに「無料体験版」が実際に郵送されてしまってはコスト高だ。
『「無料体験版」から優良顧客度の分かる顧客リストを!』を拡張し、『テスト入力』の場合は別のフローに至るようにしたい。以下のワークフロー定義では、『申込者氏名』に「test」で開始される文字列が入力された場合、アカウント発行の自動処理が行われない。
類似:
<各タスク名>
0.テスト入力の確認、1.申込情報入力、2.手動アカウント発行、3.アカウント発行の検証、4.引合情報確認、5.電話営業結果入力
[体験版アカウント発行-自動発行: 「0.テスト入力の確認」画面]
<各プロセスデータ名>
- 件名≪所属名 を記入 例:XX株式会社≫
- 文字型: 申込者氏名
- 文字型: 所属名
- 文字型: メールアドレス
- 文字型: 電話番号
- 文字型(複数3行): 発信者その他情報
- 選択型: ノイズ判定(通常発行/発行しない)
- 選択型: 見込顧客判定(見込顧客/対応不要)
- 文字型: 発行アカウント
- 数値型: 優良顧客度(1-10)
- 掲示板型: 社内通信
『申込者氏名』の文字列が「testで開始される」の条件が真の場合、タスク『0.テスト入力の確認』に流れ、アカウント発行処理が行われない。
もし『アカウント発行処理』や『完了通知』もテストしたいなら、以下のワークフロー定義の様に、『3.アカウント発行の検証』のところで分岐させる方法も考えられる。(『見込顧客判定』で「対応不要」を選択するのと大差はないが、テスト入力を明示的に記録できる)
<各タスク名>
0.テスト入力の確認、1.申込情報入力、2.手動アカウント発行、3.アカウント発行の検証、4.引合情報確認、5.電話営業結果入力
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