すなわち文意を翻訳するだけでなく、URLリンク先をそれぞれの言語にあわせて変更したり、購入手続などを国や地域にあわせてローカライズしたり、様々な「変換作業」が必要になる。(マニュアル、プレスニュース、FAQ、ブログ発信、障害情報などなど)
グローバル企業においては、「社内の事情に詳しい翻訳者」を確保する必要がある。この手の仕事は「仕事」や「各作業の流れ」を可視化し、育児中の社員や退職者も『在宅ワーカー』として参加できるようにしたい。
<各タスク名>
1.翻訳依頼、2.レビュー、3.質問対応、3zhCN.簡体翻訳、3zhHK.繁体翻訳、3ko.日韓翻訳、3en.日英翻訳、4de.英独翻訳、4fr.英仏翻訳、4es.英西翻訳、5.翻訳確認
[多言語翻訳:「3.質問対応」画面]
<各プロセスデータ名>
- 件名(text)<翻訳原稿タイトル>
- 日時型: 翻訳締切日時
- ユーザ型: 翻訳依頼承認者
- 文字型: 翻訳元原稿原文
- ファイル型: 翻訳元原稿ファイル
- 選択型: 翻訳言語(Checkbox:英/仏/独/西/簡/繁/韓)
- 文字型: 翻訳済原稿簡体中国
- ファイル型: 翻訳済原稿簡体中国
- 文字型: 翻訳済原稿繁体中国
- ファイル型: 翻訳済原稿繁体中国
- 文字型: 翻訳済原稿ハングル
- ファイル型: 翻訳済原稿ハングル
- 文字型: 翻訳済原稿英語
- ファイル型: 翻訳済原稿英語
- 文字型: 翻訳済原稿フランス語
- ファイル型: 翻訳済原稿フランス語
- 文字型: 翻訳済原稿ドイツ語
- ファイル型: 翻訳済原稿ドイツ語
- 文字型: 翻訳済原稿スペイン語
- ファイル型: 翻訳済原稿スペイン語
- 選択型: レビューフラグ(Select:OK/NG)
- 掲示板型: 社内通信
このワークフロー定義では、日本語と英語を中核言語として想定している。すなわち、日本語原文からスペイン語の翻訳文だけを作成する事は想定していない。ヨーロッパ言語(フランス/ドイツ/スペイン)への翻訳は、英語翻訳後に実施されるワークフローだ。(ブリッジ翻訳)
なお、掲示板型のデータ項目である『社内通信』は、依頼者と翻訳者間、および翻訳者間のコミュニケーションが記録される。また、日本語インターフェースしか理解できない翻訳者を想定するなら、プロセスデータ名を日英両言語で併記しておきたい。
[多言語翻訳-日英併記:「3.質問対応」画面]
<類似プロセス>
- 『多言語翻訳を効率よく行うワークフロー』(2011-04-30)
- 『翻訳フローは役割が明確だから定義しやすいね』(2010-11-29)
- 『在宅勤務が請負型なら精算フローにつなげよ』(2011-05-08)
- 『今こそ検討したい『在宅勤務』ワークフロー』(2011-03-24)
- 『画像データを効率良くテキスト化する』(2011-05-06)
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