・第581話:新入社員は勤怠報告でワークフローに慣れよう!
・第582話:毎日の業務報告で1日を振り返ろう!
このふたつのワークフロー、見比べてみると(使ってみると)、とてもよく似ていることがわかります。
- 毎朝、自動開始され、全社員の[マイタスク]に入れられる
- 社員が報告し、上司(リーダー)が確認する
- 締め切りが設定されていて、それまでに完了しないと自動終了する
「出退勤時刻」「業務内容」と報告すべき内容は異なりますが、ワークフローの大きな流れは同じです。それなら、ひとつにまとめちゃえば良いのでは?!
[出退勤・日報フロー]
第581話の「出退勤報告フロー」をベースに、「業務内容」も報告できるように改良してみました。これで、「出退勤時刻」とその日の「業務内容」をひとつのワークフローで報告・確認できるようになりました!便利になりましたね!!
今回はちょっとした変更なので、ものの10分もあれば新しいワークフローが完成します。あれもこれも、ひとつのワークフロー定義に盛り込みすぎるのは良くありませんが、類似したフローを統合することで利用者は少ない操作で報告を完了できます。変更箇所は少ないですが、毎日、たくさんの人が利用するようなワークフローであれば、改良の効果は大きいでしょう。
(一方で、複雑になりすぎた壮大なワークフローを分割するのも大きな業務改善に繋がります。)
日々、ワークフローを利用・運用していく中で、継続的に改良し続けることは非常は大切です。データ項目名を変えるだけや、説明を加えるだけで、利用者にとって使いやすくなることも多いです。また、業務ルールが変更になったときに、即座にワークフロー定義に反映させることも大切です。組織や利用者に合わせて、柔軟な変更・改良を心がけましょう。
<オペレーティング画面:(2. を入力中の状態)>
<データ項目一覧画面>
業務テンプレート:出退勤・日報フロー
<類似プロセス>
- プロセス改善物語(ホテル編)
- プロセス改善物語(Web メディア編)
- プロセス改善物語(SaaS ベンダー編)
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[英文記事 (English Entry) ]
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