「ワークフローを試すのにオススメの業務は何ですか?」
「ワークフロー」とは文字通り、「仕事の流れ」「仕事の依頼の流れ(連鎖)」を表したものです。すなわち、組織で仕事を行う上でもっともシンプルな行為である「誰かが誰かに仕事を依頼する」ということこそ、ワークフローの基本(本質)と言えます。
クラウド型ワークフロー『Questetra BPM Suite』では、無料版にお申し込みいただくと、次の「作業依頼フロー」がプリインストールされており、すぐにお試しいただくことが可能です。
[作業依頼フロー]
「作業依頼フロー」は、過去の記事でも多く取り上げられてきたテーマで、これまでにもいくつものサンプルを紹介してきました。記事ごとに視点が異なり特徴はあるものの、ワークフローを利用して作業依頼を行うことで、次のような効果が期待できます。
- 依頼内容を明確にできる
- 曖昧な依頼を防ぎ、成果物を明確にできる。依頼を受ける側も対応しやすい。
- 状況がわかる
- 自分が依頼した仕事が誰のところにいって、どうなっているのかがわかる。依頼を受ける側も複数の依頼を一覧し、優先度を決めて対応できる。
- 記録が残る、実績がわかる
- 明確に定義されていない業務でも、依頼内容・対応内容の記録が残り、後に参照しやすくなる。対応コストなどを記録しておくと集計や分析もできる。
- 過去の依頼を再利用できる
- 1年に数回程度の稀な依頼内容も過去の記録を参照し、スムーズに行うことができる。
- 社内の「依頼」を可視化できる
- 業務フローとして定義されていない作業を明らかにできる。誰が誰にどんな依頼を行なっているのかの依頼関係や、依頼状況が見えるようになる。
- 同種のものから専用の業務を設計できる
- 実績を分析し、例えば、発生頻度が多い「依頼」を新しい業務フローとして設計することで、ワークフローの活用範囲が広がる。
シンプルだけどメリットの多い「作業依頼フロー」、新年度に向けて運用をはじめてみませんか?
<「作業依頼フロー」の記事>
- 単純依頼もワークフローで流し続けると何かが見えてくる? (2011-06-27)
- 「丸投げ」の連鎖を想定した依頼ワークフロー (2011-12-12)
- メールボックスは「依頼仕事」の墓場だ (2012-06-08)
- ワークフローの無料試用期間、何を流す? (作業依頼) (2014-01-06)
- 新年のワークフロー試用は「作業依頼フロー」が良い (2015-01-05)
- 依頼の連鎖こそワークフロー(シンプルな依頼で製品試用を) (2015-11-09)
- 実作業コストを記録させる作業依頼フロー (2015-11-16)
<オペレーティング画面:>
<データ項目一覧画面>
[雛形ダウンロード (無料)]
- 業務テンプレート:作業依頼フロー
≪関連記事≫
- M210 下流工程の処理者を、上流工程にて指名できるように設定する (使い方)
- M201 定義全般: 定義した業務プロセスをワークフローシステムとして稼働させる (使い方)
- M115 案件数集計: 全工程を終了した案件の実績データから各工程の問題点を発見する (使い方)
[英文記事 (English Entry)]
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