立替金と言えば、ワークフロー。
ビジネスパーソンにとって、経費精算は億劫(おっくう)な作業だ。交通費やら、交際費やら、発生する度にコツコツ入力しておけば良いのだが…。
以下のワークフローは、「毎月1日の朝」に自動で開始される。
全社員に「今月の立替金申請」と言うタスクが割り当てられるのだ。完成の締切は約1か月後だ。リアルな世界で例えるなら「月初に今月の立替金申請用紙が配られる」と言えば良いだろうか。その後は都度、立替金データを入力し保存する。プロセスを進めることはない。そして、月末に至り当月の入力が全て完了すれば「申請」をクリックする事になる。
その後の流れは、フロー図を見ていて頂ければ一目瞭然だ。『2.上司承認』と『3.経理確認』で承認される必要がある。修正指摘があれば差し戻しタスクとしての『1a.修正して再申請する』が発生する。
なお、この業務プロセスは、「立替金申請」が承認された後、PDF が自動的に生成される定義になっている。業務データを使ってPDF 出力できるワークフロー製品(BPM製品)でなければならない。
※ そりゃ、もう、Questetra BPM Suite オススメですよ!
[立替金精算ワークフロー]
[立替金精算ワークフロー:「1.都度入力/月末提出」画面]
Questetra の PDF 自動生成機能は、「入力されたデータ」やその「集計データ」を、デザインされたテンプレートに挿し込む仕組みだ。テンプレートとしては Adobe 社の『フォームPDF』を活用する。実際にプロセス定義をダウンロード&インポートして試して頂くと分かるが、明細テーブルにある一つ一つのカラムデータも、綺麗にレイアウトする事が可能だ。
ちなみに、業務データを「紙フォーマット」に印刷する際には、データ量について注意が必要だ。
つまり「紙面の都合上」と言う言葉もあるように、紙フォーマット自体がデータ量(レコード数)の最大値を想定しておかなければならない。この立替金精算フローでは、「50件まで申請」であれば1枚のPDFが、「50~100件の申請」であれば2枚のPDFが、「100~150件の申請」であれば3枚のPDFが生成される仕組みになっている。
[ダウンロード]
- 業務テンプレート:立替金申請ワークフロー
- PDF Form:
- cost-sheet1.form.pdf (for 1-50 items)
- cost-sheet2.form.pdf (for 51-100 items)
- cost-sheet3.form.pdf (for 101-150 items)
- 立替金申請、全社員に「毎月5日」の締切を守らせる方法 (2013-04-15)
- わぉ!立替金申請書が自動生成? (2013-04-30)
- 立替金の事務処理コストを8割カットするワークフロー (2012-03-12)
- 【自動処理設定】 PDF帳票が「自動生成」されるように設定する (使い方)
- 【自動開始】 「とある時刻」にチーム全員分のプロセスが自動起動するように設定する (使い方)
- 【ルール設定】 タスク処理者自身が「フロー分岐」を選択できるように設定する (使い方)
- [PRESS] クエステトラ: クラウド型ワークフローのVer.9にPDF自動生成機能を搭載 (2012年8月21日)
<完成PDFの画像(1、2枚目)>
<控えメールの画像>
最後のメール送信の送信者が*******+management@questetra.com からになっているので、${[承認者/Authorizer:26]} とか変数を使った方が良いと思います。
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