IT業界のセールス、広告代理店の企画部門、コンサルティング会社の公共担当部署、などなどなど。。。 しかし提案書作成や企画書作成は「個人プレー」に走りがちだ。つまり、なかなか「ノウハウ」が溜まらないし、なかなか「再利用性」が高まらないのだ。
仮に「ファイルサーバに保存する事」と言うルールを決めたとしても、「メンドウ」と言う理由だけで一元管理されることはない。多くの企画書ファイルは、誰かのパソコンの、どこかのフォルダで、深い眠りにつくのだ。もっともっと、みんなで共有すればイイのに。。。
以下のワークフローは、「他人の提案書を読む」と言う活動を『業務』として規定している。
この例では「イイのデキタ!」と思うプレゼン資料を登録すると、指名した同僚2名がレビューする事になる。と同時にその資料がクラウド型オンラインストレージ『Google Drive』の該当フォルダに保存される仕組みだ。(『新規顧客向け提案書』『既存顧客向け提案書』『テンプレート/その他』)
[提案書レビュー・共有フロー]
[提案書レビュー・共有フロー:「1.プレゼン資料登録」画面]
このワークフローを日々の提案書作成業務で活用すると、社内の「提案書」がキレイに蓄積されていく。
だが、それだけではない。「作成資料数」も可視化され、例えば、Aさんの今月の作成件数、Bさんの先月の作成件数が、お互いに認識できるようになるのだ。もちろん作成数が多ければ良いと言うものではないが、まずは件数が可視化されることで、担当者のモチベーションは自ずと変わっていくだろう。
なお、この例には無いが、もし「評点」と言う入力項目を足せば、提案書の品質についても可視化できるかもしれない。
[ダウンロード]
- 業務テンプレート: 提案書レビュー・共有フロー
- ワークフローで「提案書の書き方」を標準化できるか? (2013-04-01)
- ワークフローに乗せて企画書をブラッシュアップする (2011-02-14)
- いつ誰が却下したか分かる企画書審査ワークフロー (2011-11-21)
- クラウド型ワークフロー、Googleドライブ自動保存機能を追加 (プレスリリース:2013-06-17)
- 「サービスタスク」でバックグラウンド代入させるルールを設定する (使い方:リファレンス)
- モデリング: 分岐条件の設定パターン (使い方:リファレンス)
- クラウド時代の業務改善 (ブログ:2013-07-04)
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