ワークフローで「提案書の書き方」を標準化できるか?

2013年4月1日
4月1日、、、日本では「新年度」だ。
学生達は新しい学年に進級し、新社会人達は始めての出社日を迎え、社会人達は(前期のコトはマーサテオイテ)新しい年度の新しい目標を立てる!

言うまでも無く「業務プロセス」を見直すには絶好の機会だ。
しかし、既に4月1日を迎えてしまっている今日に至って、改めて複雑な業務の改善アイデアを提示するのは「ヤボ」と言うもの。。。以下は、簡単に始められる『提案書レビュー』のオンライン化を提案したい。コレなら、30分で業務フロー図が書けて、30分でワークフローシステムを稼働できる。

この『提案書レビュー』を稼働させれば、チーム内の提案書がどんどん可視化される。
すなわち、「いま誰が、どんな提案書を書き、どんな指摘を受け、どんな改良をしようとしているのか」が可視化され、記録されるるようになる。また、提案書データが日々蓄積される状態になれば、新たに提案書を書こうと思った時にラクだ。過去のイケテル提案書を検索し、それを参照して作ればよい。

[提案書フロー]



[提案書フロー: 「1.提案書登録」画面]

業務フロー図を見て頂くと分かるが、「業務の流れ」と言うにハバカラレルくらい非常にシンプルな業務プロセスだ。要するに、『1.提案書登録』でファイルを登録すれば、『2a.同僚レビュー』と『2b.上司レビュー』が依頼される。

途中、ひし形マーク(◇)に丸印(○)が書かれている分岐があるが、難しくとらえる必要はない。
これは『OR分岐』と呼ばれるマークで、「1つにだけ流れるかも知れないし、2つに流れるかも知れないし、3つともに流れるかも知れない」と言う意味だ。ここでの設定は、「メンバが『1.提案書登録』で「同僚」を指名しない場合には『2a.同僚レビュー』に流れない」と言うルールを記述している。(『3.提案書更新/提出結果報告』と『2b.上司レビュー』には常に流れる)
※ OR分岐:国際標準記法 BPMN では、包含的判断(Inclusive Gateway)と呼ばれるが、ま、そんなことはどうでもイイ

PS: 詳しく学習したい場合は以下がオススメ
モデリング 各機能(Note: BPMN モデリングとは)
 ワンポイント学習シリーズ
  • 分岐と同時並行を使い分けよう
  • 同時処理の分岐数を制御しよう
  • 自動的にメールを飛ばそう
  • 子プロセスを生成しよう
  • 無限増殖のワナに気を付けよう
  • 同時処理中の他仕事を消滅させよう
  • 複数の開始ポイントを想定しよう
  • 順序が決まってないプロセスを定義しよう

[ダウンロード]
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