『データセンターの入館申請フロー』では、上司承認を要する入館申請フローを紹介した。しかし、悲しい事に入館が必要な場合とは、得てして「急ぎ」だ。つまり多くの場合、上司の承認を待ってられない。
ある程度柔軟な運用を許容するなら以下の様な業務フロー定義になる。この定義では、上司の『2.承認』が未完了であっても、入館予定日や作業目的により総務部判断で『3.申請書FAX送付』を行う事ができる。すなわち事後承認を許容するワークフロー定義だ。(ただし上司の『承認タスク』で下流タスクの制御ができない)
敢えて『事後の不承認』を想定するなら、BPMNの『全終了イベント(Terminate End Event)』を使った「申請プロセス全体を停止させてしまう定義」も考えられる。しかしこの定義も『3.申請書FAX送付』のステップが完了してしまった状態であれば『不承認』をしても『手遅れ』だ。(「承認の意思」を電話で確認しておくのが現実的)
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