原価計算のため「作業時間」を日次報告するフロー

2011年2月21日
何かを造る(創る)会社は「製造原価」の計算が付きまとう。
しかしながら「どの作業に、何時間費やしたか?」を正確に測る事は非常に難しい。特に「意匠デザイン」や「ソフトウェア開発」では、如何にスマートに各社員から報告してもらうかが大きな課題だ。(請負型ビジネスであれば≪生命線≫)

以下のワークフロー例では、毎日『作業時間の報告(タスク)』が自動で割り当てられる。BPMNでは『タイマー開始イベント』と呼ばれる。すなわち、未報告者やその未報告日は、リアルタイムに可視化される。





まずは申請系のワークフローの様に、手動で『1.時間配分』を申請する仕組みを構築し、一部のメンバーに小さく稼働するのが良いだろう。特に注力すべきは「入力フォームの分かりやすさ」を洗練させる事だ。注意書き一つで入力データの正確さが変わる。

ちなみに、毎日の報告業務だけに、最初の入力タスク『1.時間配分』で、あらかじめ「報告対象日」や「報告者」が件名の初期値として自動的に入力されていると嬉しい。Questetra BPM Suiteでは「変数埋め込み設定」(※)しておくことで実現できる。

※ #{#format(processInstanceStartDatetime, 'MM月dd日')} #{processInstanceInitQuserName}



参考:

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