- 勤続5年、オレの「有給休暇」は何日?
- そう言えば「副業禁止」って、どんな表現?
- 新しい「テレワーク制度」、就業規則上はどうなってる?
- 手元の印刷物は最新版じゃなさそう(涙)
- ていうか、そんなのもらったっけ?(涙)
- そして最新版が、どこにあるか知らなひ(号泣)
以下のワークフローは、社内規程の「作成」と「周知」に関する業務プロセスだ。
全ての社内規程が、このワークフローに従って改廃される。自動的に(必然的に)全ての規程ファイルが記録される。(どんな規程が改定され、どんな規程が廃止されたかも確認できる)。
つまるところ、社員はいつでも『最新版の社内規程』をオンラインで確認できる。たとえば「出退勤報告プロセス」の業務画面にリンクを貼っておく、といった工夫も良いだろう。
[社内規程の作成フロー]
[社内規程の周知フロー]
社内規程に関する業務プロセス自体は、至ってシンプルだ。担当部署(多くの規程は総務部だろう)が社内規程の原案を作成し、管掌役員がチェックし、取締役会が承認し、全社へのアナウンスを行う。
ただ、このサンプルが秀逸な所は、あえて2つの業務プロセスに分割している点だ。つまり、
- 「周知フロー」については、全社員に[データ閲覧権限]を与えるが、
- 「作成フロー」については、役員等にのみ[データ閲覧権限]を与える
たとえば「作成フロー」における役員審議は、非公開の原則のもとに自由に書き込んでもらうことができる。また審議の過程で規程改廃そのものを止めてしまった「幻の社内規程」が閲覧できない様になっていることで、データ閲覧者の誤解や誤認識のリスクを下げることも実現している。
[社内規程の作成フロー:「1.原案の登録」画面]
<社内規程の作成フロー:データ項目一覧画面>
<社内規程の周知フロー:データ項目一覧画面>
[雛形ダウンロード (無料)]
- 業務テンプレート
- 社内文書の改訂管理もワークフローで! (2014-01-14)
- 裁判プロセスを BPMN で描く (民事訴訟の流れ) (2015-08-17)
- ワークフロー内にこそ業務マニュアルを! (2013-10-07)
- M116 データ検索: 自分のデータ閲覧権限を確認する (使い方)
- M117 データ検索: 全案件データを絞込検索する/絞込条件を保存する (使い方)
- M118 掲示板: 案件クローズドなコミュニケーションを行う (使い方)
- M223 自動イベント: 処理フロー途中で、自動的に一定時間スリープするように設定する (使い方)
- M224 自動イベント: 業務データを挿し込んだメール文が、自動的にメール送信されるように設定する (使い方)
[英文記事 (English Entry) ]
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