第475話:「シナリオ」を書けば「マンガ」が出来上がる業務プロセス

2016年3月22日
「イラスト」や「4コマ漫画」を多用したい。

たとえば、ホームページ・チラシ・提案書などにイラストやマンガを活用すれば、直観的に情報を伝えることができるようになるだろう。時には「1枚のイラスト」が「100行の文章」よりも多くの情報を伝えるケースすらある。(百聞は一見に如かず?)。事実、「コミュニケーション・ロス」を減らすイラストやマンガは、ビジネスにおいても会社案内資料や会社ホームページなど幅広く活用されるようになった。(特に世界中にマンガ文化を発信している日本には、マンガ人材が豊富だ。)

マンガ制作の受託を行う会社や個人事業主に依頼するケースもあれば、マーケティング部門で直接雇用して、「イラスト」や「4コマ漫画」を制作するケースもある。(テレワークとも相性が良い業務といえる)。

もし、マンガ制作担当者を社内で雇用しているのなら、是非とも業務プロセスを標準化したい。


以下のワークフローは、マンガ制作フローだ。

標準プロセスに従って成果物を記録すれば、(つまり「メール」でのやり取りを控えれば)、組織として納期遅れを未然に防ぐことができ、またチームとして過去データを活用できるようになるだろう。「原作シナリオ」さえキッチリと供給できるようになれば、制作工程自体は1ページ1~2万円程度のコスト感で量産することも可能になる。(もちろんクオリティ/気合の入れ方によって大きく左右されるが)

※もちろんマンガ以外の様々な制作系フローにも転用できる

[マンガ制作フロー]

ちなみに「日本のマンガ」はそのクオリティの高さで有名だ。数多くのマンガが世界中に輸出され、もはや MANGA は世界共通語と言っても過言ではない。

そもそも日本では、「レストランの入口」に食品サンプル(Fake Food)が並び、「駅の案内板」にピクトグラムが多用されてきた。さらに言えば、1000年以上前から数多くの「絵巻物」が制作され続けてきた。つまり日本人は「言語に依存しない表現」を非常に身近なものと考えているのだろう。

最近では「絵文字」が世界で通じる「Emoji」となった。つまり、アメリカの大統領候補が「Tell us in 3 emojis」とつぶやくようになり、またイギリスの『The Oxford Dictionary』が「笑涙の Emoji」を『2015 Word of the year』に選ぶといった具合だ。

なるほど MANGA は、日本の抱える課題(テレワーク、地方創生、一億総活躍社会。。。)を解決するキーワードなのかもしれない。

[マンガ制作フロー:「1.原作シナリオの登録」画面]

<データ項目一覧画面>


[雛形ダウンロード (無料)]
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