ワークフローの無料試用期間、何を流す? (作業依頼)

2014年1月6日
※「スグに試せるシリーズ」、連載その3。

ワークフロー・システムの導入検討、、、少しでも「意味のあるデータ」を流してワークフロー製品を評価したい。

シリーズ第3弾は「汎用作業依頼」をテーマに取り上げる。以下に紹介する『汎用作業依頼フロー』は、少し変わったワークフローだ。何せ、どんな業務にでも利用できる。ヘンな言い方をすれば「未定義の業務フロー」を定義している。

しかし、この「未定義領域の作業」を可視化する事(あぶりだす事)は非常に重要だ。「汎用作業依頼」で何度も依頼されている内容は、すなわち何か重要な業務プロセスが未定義となっている可能性が高い。仮に全く同じフロー図(構造※)になったとしても、業務履歴を自動記録するためにも、別のワークフロー(プロセスモデル)として稼働させた方が良いかも知れない。
※ 『1.作業依頼』→『2.完了報告』→『3.完了確認』と言う2者間の依頼構造

[作業依頼フロー]


[作業依頼フロー:「2.再確認/完了報告」画面]

[データ項目一覧画面]

実は「汎用作業依頼」と言うワークフロー(プロセスモデル)は、かなり長生きする可能性が高いワークフローだ。(Questetra 社の社内でも、かなり使われている…)

すなわち、社内の業務プロセスを徹底的にワークフローシステムに落とし込んだつもりになっても、定義されていない仕事は出てくる。あるいはまた、年に数度しか発生しないような業務なら、むしろ「汎用作業依頼」の中で処理した方が良い。

「汎用作業依頼」は奥が深い。『自動通知機能』や『社内公開フォームから依頼受付』など、色々な拡張も考えられる。自組織の業務体系に合わせた「汎用作業依頼フロー」を運用・模索し続ける事は、(特に変化の激しい企業において)、業務プロセス改善活動(BPM活動)のキーになるのかも知れない。

PS
スグに試せるシリーズ、連載その1(既掲)『会社改善提案(目安箱)』
スグに試せるシリーズ、連載その2(既掲)『日報フロー〔自動開始〕』
スグに試せるシリーズ、連載その3(今回)『汎用作業依頼フロー』


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