何と言っても「誰でも初見で【業務の流れ】を理解できる」のが魅力だ。事実上の「世界標準」と言うのもイイ。
だが一方で、、、
現場で働く従業員も議論に参加でき、【業務フロー】の「あるべき姿」に熱い議論が交わされるようになった。結果としてプロセスオーナー達は、その調整能力が試される事態になっている。ま、本来のシゴトだから仕方がないのだが、『ビジネスプロセスモデリングの鉄則』あたりを読んで、まずは知識武装をしてもらいたい。そう、、、BPMN は「ディスカッション・ツール」でもあるのだ。
さて、、、
組織稟議(意思決定)フローにおいて、決裁者自身が決裁前に承認者を追加できるようにしたい、と言う要望があった。稟議規程上(業務ルール上)は回す必要が無くても案件内容を考慮すれば回すべき人、はしばしば存在する。日本語で「根回し」と言うヤツだ。。。さて、どうする?
[稟議フロー]
賢明な読者諸氏は、「それくらいのイレギュラー処理は、社内SNSを搭載したワークフローで、即決リアクションで解決できるぢゃないか」と考えるだろう。ま、しかし、ここでは、仕事として回すと言う方針を例示しておきたい。臨機応変に行った根回しも「記録」としてキッチリと残せるようになる。
[稟議フロー : 「2.稟議書を承認する」画面]
<類似プロセス>
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