請求システムとしての PayPal
「PayPal 請求書」は、とても便利です。PayPal にログインして「相手のメールアドレス」と「販売した商品明細」をセットするだけで、誰でも簡単に請求書を送ることができます。「ちょっとした受託作業」や「特別な値引き」にも柔軟に対応できる数少ない決済手段と言えるでしょう。その簡単さは「むしろECサイトで買い物をする手続きの方が難しい」と思えてしまうくらいです。しかも、買い手から売り手に「クレジットカード番号」を渡す必要もありません。
しかし、何十枚も発行しなければならない、となれば流石に面倒です。(その「柔軟さ」がアダとなってしまいます)
全く同じ請求内容であれば一括して処理する機能もあるのですが、それぞれに微妙に内容が異なるのであれば一つ一つ請求情報をセットせざるをえません。ただ、手作業の繰り返しは、どうしてもミスを招きます。
請求書生成と送信の自動化
以前の記事(※)で『PayPal システムに対して「PayPal 請求書を生成せよ」というリクエストが自動送信される仕組み』を紹介しました。※ 第525話:自動工程から OAuth2 リクエストを送出させる方法
今回の記事では、更に『「生成した PayPal 請求書を先方に送信せよ」というリクエストが自動送信される仕組み』について考えてみたいと思います。(プログラミング知識が必要となります)
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