人事制度は子各社ごとに違う。人数規模だって異なる。そう、、、アルバイトが何百人もいる会社もあれば、全くいない会社もある。全国に地方営業所を持つ会社もあれば、全くない会社もある。
グループ各社の間接部門を共有する「シェアードサービス」の仕組みは珍しくない。社会保障や税の手続きについてもシェアード会社に委託されるケースは多い。しかし、業種や業態が子会社それぞれに大きく異なるのであれば、「マイナンバー収集」については各社でやってもらうしかない。いわゆる「本人確認」の方法は、各社で工夫してもらうべきだ。
「マイナンバー収集」については、当ブログでも5つのプロセスを例示した。
以下のワークフローは、これらの通じて収集されたマイナンバーが、最終的にシェアード会社側に自動集約される仕組みだ。各社での収集プロセスの最下流に自動イベント「HTTP 送信」を配置してもらうことを想定している。
[更新情報の受信プロセス]
この業務プロセスは「データ集約のためのプロセス」の好例だ。
非常にシンプルであり、「業務プロセス」と言うより、むしろ「データベース」と言った方が良いのかもしれない。
- 「Questetra タクシー」のマイナンバー収集プロセス
- 「Questetra バス」のマイナンバー収集プロセス
- 「Questetra 予備校」のマイナンバー収集プロセス
ちなみに、チェックディジット検査が自動的に行われている。
たしかに、すでに子会社側で自動検査を行われているケースは多いだろう。しかし、手動入力や手動修正があるかもしれない。いずれにせよ、『スクリプト工程』における自動チェックは、特別なコストが発生するわけでもない。実際に運用し、『x.収集子会社に確認』という人間処理の発生件数を確認し、その上でもし不要と思えば削除すればよい。
[更新情報の受信プロセス:「1.入力」画面]
<データ項目一覧画面>
[マイナンバー取得プロセス(チェックディジット機能)]
[雛形ダウンロード (無料)]
- 業務テンプレート
- プロセス分割で、データ閲覧権限を制御しやすく! (2015-06-08)
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- 委託会社と受託会社のワークフロー基盤を連動させる (2015-03-02)
- M404 データ項目 “取引先社名” が[件名]に途中セットされるように設定する (使い方)
- M221 自動開始 特定URIにHTTPリクエストがあった時に自動的に開始されるように設定する (使い方)
- M225 自動イベント 業務データを組み込んだHTTPリクエストが、自動的に送信されるように設定する (使い方)
[英文記事(English Entry)]
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