社会システム全体の効率化のためには、避けては通れない制度だ。
- 行政の業務プロセスも、
- 企業の業務プロセスも、
以下のワークフローは、非常にシンプルな「マイナンバーの申請フロー」だ。
ほぼ全ての企業は「所得税の納税」(源泉徴収)や「保険・年金の加入」の義務がある。つまり「マイナンバーを集めない」(個人番号を集めない)という選択肢はない。従業員や役員など、全員からモレなく集める必要があるのだ。早いウチに(=「通知カード」を紛失してしまうマデに?)申請してもらうのが、会社にとっても、社員にとっても良い。
[マイナンバー申請フロー(1)]
このワークフロー例では、
- 「社会保険の手続き、および源泉徴収・税金の納付を行うために利用します」
さらには
- 『正確性を担保するため、後日「通知カード」との照合確認を行います』
- 『配偶者(第3号被保険者): 12桁の数字 社員が代理申請する形になります』
- 『扶養親族マイナンバー: 12桁の数字 社員自身に申請義務があります』
また、この例では「12桁の数字」を入力するフォームに対して正規表現チェックが入っている。13ケタの入力や英数字の混入といったミスを排除できている。
そしてその後、第2工程の『2.身元確認』で経理部門の担当者がマイナンバー(現物)を確認している。これは「いつ誰が確認したか」が記録としても残る。
なるほど!
「正確なマイナンバーの申請」をワークフロー化するだけでも、色々な工夫が出来そうだ。まず試運転するなら、このワークフローでも十分だとは思うが、次回以降、このワークフローをベースにして、より高度な工夫を追加して行こうと思う。2016年12月の年末調整を円滑に処理できるように!
[マイナンバー申請フロー(1):「1.申請」画面]
<データ項目一覧画面>
[雛形ダウンロード (無料)]
- 業務テンプレート:マイナンバー申請フロー(1)
- スマホ時代の BYOD ポリシーと端末申請フロー (2013-02-18)
- 無線LANに接続できる「MACアドレス」は厳格に管理せよ! (2012-05-01)
- リモートワーク、「就労時間管理」も意外と大切デス (2014-09-22)
- M206 データ項目: データ項目別に必須チェックや入力書式チェックを設定する (使い方)
- M213 入力画面: 処理フォーム画面に “入力ヒント” が表示されるように設定する(HTML/JavaScript) (使い方)
- M205 データ項目: 業務に必要なデータ項目(データセット)を定義する (使い方)
「[英文記事(English Entry)]」
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