締切時刻が来れば、その処理が「スキップ」される工程

2015年6月1日
「業務プロセス管理」などと説明されると、少し分かりにくい、、、
むしろ、「ルーティーン・プラットフォーム」と説明された方がシックリ来る、、、

という人は少なくない(一般従業員の視点)。説明方法はさておき、、、クラウド上の『マイタスク』(ToDo)を見れば、いま自分が為すべき事がわかるというのは本当に有り難い。「いつでも」や「どこからでも」のキーワードは、リモートワークの視点でも重要だろう。

しかし、その時、「締切時刻を過ぎてしまったタスク(ToDo)」が、大量に残っているとテンションが下がる。

以下は、そのような事態が発生しないようにデザインされたルーティーン(業務プロセス)だ。「調査に対して回答する」というタスク(ToDo)は、『回答締切時刻』になれば自動的に消滅する。

[進捗報告プロセス-締切設定]



[進捗報告プロセス-締切設定:「1.報告者指名」画面]

締切時刻になれば自動的に消滅するタスク(ToDo)とは、何とも無責任な(?)、おおらかな(??)、業務ルールにも思える。

しかし、「一瞬で対応できるタスク」にもかかわらず滞留してしまっているケースは、実は「長期休暇中」なのかもしれないし、あるいは「まったく知見がない」のかもしれない。

また、「必ずしもその処理が行われなくても下流工程の処理に大きな影響が出ない」なら、その工程で厳格に滞留させる必要がない。

業務プロセスの「あるべき姿」は、事業それぞれ、会社それぞれ、部門それぞれ、現場それぞれなので、一概には言えないが、(業務の特性や自組織の特性をよく検討したうえでデザインすべきだが)、、、アンケートに応えるといった工程であれば、締切時刻が来ればスキップしてしまっても良い。

<データ項目一覧画面>


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