プロセス分割で、データ閲覧権限を制御しやすく!

2015年6月8日
内部監査室や社外取締役が、最大4人の社員に対してアンケート調査を行う。
普通に考えれば、
  1. 上流に「調査をセットする工程」を作り、
  2. 下流には、4つに分流させた上で4つの「回答工程」を作る、
ことになる。もちろん、各自が記入する回答欄は別々に作り互いに見えないようにすることで、他の人の意見に惑わされることなく回答できるようにする。。。

この業務フローについては、すでに過去3週に渡ってアレコレ考察してきた。

しかしこれらのワークフロー、、、回答内容こそ見えないものの、「他の調査対象は誰か?」は分かってしまう。それぞれの社員が独立して回答すべきケースにおいて…、あるいは調査を行っていること自体を隠蔽(いんぺい)したいケースにおいては、使いづらい。

※ 調査を4回に分けて行えば良い、ともいう話もあるが、色々メンドウ。。。

以下は、アンケート回答工程を別の業務プロセスとして分離することで、「他の回答者」を隠蔽している。

[進捗報告プロセス(親プロセス)]

[進捗報告プロセス(子プロセス)]



[進捗報告プロセス(子プロセス):「2. 主観の進捗を記入」画面]

これらの2つのワークフローは、親子関係にある。そして親プロセスが持つ情報の内、それぞれの子プロセスに必要な情報だけが継承される仕組みだ。

すなわち、アンケートに回答する社員は、自分以外に誰が回答するのか分からない。

親プロセスは最大で4つの子プロセスを起動し、その後それぞれからの返信を待つ。それぞれの子プロセスは「回答締切時刻」になれば自動的に終了する仕組みなので、親プロセスは「回答締切時刻」まで待てば、すべての子供たちから返事をもらえる仕組みだ。

<データ項目一覧画面:(子プロセス)>


[雛形ダウンロード (無料)]
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