- 8人分のスイムレーンを用意し、
- 8人分の回答データを格納できるように設計した
しかし、この方式のワークフローでは50人や100人に対するアンケートは現実的ではない。もちろん、
- A. 100のスイムレーンを用意し(!!)、さらに
- B. 100人分の回答データを格納できるように定義する(!?!)
以下の業務プロセス例は、まず「B.データ項目が発散する問題」を解決すべく、「アンケート準備」の業務プロセスと「アンケート回答」の業務プロセスの2つの業務プロセスに分けて定義した例だ。準備が1に対して回答がN、、、その「繰り返し単位」の違う業務プロセスをつなげる事で、それぞれ集計しやすいフォーマットになる。
[アンケート準備フロー]
[アンケート回答フロー(ユーザ指定開始)]
[アンケート回答フロー(ユーザ指定開始):「1.回答する」画面]
この例は、「繰り返し単位」の違う業務プロセスを接続している。(1→N)
親プロセスモデル『アンケート準備フロー』から子プロセスモデル『アンケート回答フロー(ユーザ指定開始)』を呼び出す形だ。表現を変えれば、「親プロセスモデル」の各案件が「子プロセスモデル」が公開している API (※)に対してデータを送信し、子プロセスモデル上に新しい案件を複数生み出す仕組みだ。
※ プロセスプロセス毎に(プロセスモデル・ローカルに)公開できる API (モデル接続API)
注目すべき点は、処理担当者(ユーザ型データ)が受け渡しされ、誰が回答するか、が指名された形で「新しい案件」が立ち上げられる点と言えるだろう。(スイムレーンはユーザ型データを参照する方式で定義)
これらの仕組みを使えば、多様な社内アンケート(汎用的な社内アンケート)を気軽に実施する事ができる様になる。
<データ項目一覧画面:アンケート準備フロー>
<データ項目一覧画面:アンケート回答フロー>
[雛形ダウンロード (無料)]
- 業務テンプレート
- 「社内アンケート」をガンガン行える汎用レビュー依頼 (2014-09-29)
- 子プロセスで業務データを加工する(翻訳プロセス) (2013-12-02)
- 「子プロセス」を沢山産む「親プロセス」の親心 (2011-04-21)
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