業務プロセスの「完全自動化」とは何か?

2014年9月16日
「業務効率」をカイゼンする。
「業務フロー」をカイゼンする。
ん?? 「業務コスト」をゼロにできたりするのかなぁ??

日々「業務のあるべき姿」を考えていると、ふと究極的な姿を妄想するものだ。何とも単純な発想ではあるが、「手間」がゼロになり、「費用」もゼロになれば、それは究極の姿なのではないか、と。。。

実際、「オンライン見積の自動応答」や「イベント参加証の自動発行」など、人間による処理工程を完全に無くす事が可能な業務プロセスは少なくない。「株式の取引」や「為替の取引」に至っては、売買ロボット達に任せた方がより良い結果になるだろう。

しかし、一足飛びに全工程を無人化してしまうのもまたリスクだ。

たとえば「例外」についての考察が足りなかったり、たとえば「悪意のある利用」が想定できていなかったり、自動システムであるが故の(人間であれば対処できたハズの)トラブルに遭遇してしまうケースもある。はたまた、自動化ツールを使いこなせていなかったが故の、新たなヒューマントラブルに見舞われるケースもあるだろう。

以下のワークフロー『社内リマインダ』は、人間による処理工程の無い業務プロセスだ。(完全自動化業務)

ナンて言う事はない、四半期決算日の半月前に「あと半月で四半期決算だよ!」と言うメールを社内に送るだけの、非常に初歩的で、、、そう!これは非常に小さな業務プロセスだ。。。 しかし、、、だが、しかし、、、だがしかしだ、、、、「可能な限りの無人化を目指す組織」にとっては、実は『偉大な第一歩』となるのかも知れない。。。

[社内向け定時リマインダ]


[社内向け定時リマインダ:「0a.メール本文をセット」設定画面]

ところで、業務の自動化と言う言葉を「人間が関与しなくなった業務」と表現すると、また違ったオモムキがある。電話回線の接続操作、鉄道の改札、通信販売での受注、、、人間が関わらなくなった業務は少なくない。(つい20年ほど前までは、大都市であって駅員さんが全ての切符に改札鋏を入れていたモノだ)

その無人化は、経費削減に貢献し、
その無人化は、人間に新しい付加価値創造活動をさせ、
その無人化は、不正や情報漏洩を無くすキッカケになった。

その自動システムが停止してしまった際の代替手段について、十分に対策が練られているか、、、と言えば色々な疑問もわくのだが、所詮は道具。使いこなせる様になる事が重要なのだろう。脚下照顧、まずは現状の業務フロー図を直視し、少しずつその省力化・無人化を模索していくのが良い。

<データ項目一覧画面>

<タイマー設定画面>


[雛形ダウンロード (無料)]
<類似プロセス>
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