とてもネガティブな表現に聞こえる。しかし、そもそも「業務」を概念的に種類分けすると、
- A. リーダ主導型の業務プロセス
- B. メンバ主導型の業務プロセス
- a1. 上司が原稿の翻訳を依頼する
- a2. 上司が企画書をまとめる様に指示する
- a3. 上司が顧客問合の回答担当者を割り当てる
一方で「B.メンバ主導型」に分類される業務工程は、以下の様なトリガーで始まる業務プロセスだ。
- b1. 上司に日報を提出する
- b2. 上司に稟議書を提出する
- b3. 上司に客先に提出する見積の承認をとる
想像するに容易な話だが、リーダから降ってきた仕事をこなす「A.リーダ主導型」の方がラクなのだ。人間そう言うものだ。話が脱線しかねないが、、、現実、会社組織の中ではガンガンと仕事を流す側の鬼部長も、家に帰れば「受け身」だったりする!(はへ??)
さて、以下に紹介する「時刻が来たら仕事をする」類のワークフローは、「A.リーダ主導」でも「B.メンバ主導」でもない。「T.タイマ起動」と言うべきトリガーだ。コレは、いわゆる「ルーティンワーク」と言う業務に該当する。
実は、これはこれで非常にラクだ。月曜日や金曜日に「T.タイマ起動」系の仕事を入れる人は少なくない。つまるところ自動的に起動される案件は、仕事のリズムを整えてくれる。
[時限メール-タイマー起動]
[時限メール-タイマー起動:「1.メールを書く」画面]
何と言うコトはない、時間が来れば「トリガー仕事」が割り当てられる。具体的に言えば、毎週金曜の朝9時に、
「週明け月曜日の自分」(6:00)へのメッセージを書く
と言う仕事が自動的に割り当てられる仕組みだ。業務プロセスの先頭には「タイマー開始」が置かれ、「メッセージを書く」と言う仕事がセットされる。ちなみにその業務工程の締切時刻は9時間後にセットされており、それまでに書き上げなければ勝手に異常終了される仕組みだ。
ちなみに、この「A.リーダ主導」「B.メンバ主導」「T.タイマ起動」については、どれが正しいと言う議論はナンセンスだ。例えばアルバイトさんやパートさんは、「受け身のシゴト」が多くなる。つまり、職位や役割あるいは個性に応じた「あるべき割合」こそが議論されるべきである。
※ なお上記3分類に「O.外部起動」と言うカテゴリを加えた4分類で考えると、各自の仕事リズムについて色々な考察ができる。結構オモシロイ。。。
<データ項目一覧画面>
<開始イベントの設定画面>
<タスク(工程)の締切設定画面>
[雛形ダウンロード (無料)]
- 業務テンプレート:時限メール-タイマー起動
- 書類スキャンで「データ入力フロー」を自動開始させる意義 (2014-08-11)
- 「社内のアイデアが貯まる仕組み」をワークフローで! (2014-04-14)
- 成果物は同じでも、プロセス開始のキッカケは様々 (2011-05-22)
0 件のコメント :
コメントを投稿