イベント参加証を PDF で送る (ワークフローの自動化)

2014年3月17日
(電話口)「他社宛の請求書が届いたんですケド・・・」

コレ、、、かなり、、、サムイ。。。

まぁ、多くの会社で1度や2度は経験している事とは思う(?!?)が、果たしてコレ、「事務担当者の気合が足りない!」と言う類の問題なのだろうか?

あなた自身が作業する姿を想像しよう。もし「業務に必要な書類をその都度 Excel や Word で作成する」と言う前提があるなら、おそらく100枚に1枚くらいはミスする。仮にダブルチェック体制(←さいはつぼーし策)を施したとても、1000枚に1枚くらいはミスが発生するだろう。つまる所、ミスの発生は「時間の問題」なのだ。

以下のワークフローは、イベント受付の対応業務だ。『イベント参加証 PDF』の作成工程と『領収書 PDF』の作成工程が自動化され、各書類の送付がメール添付によって自動化されている。(入金確認作業は人手)

[イベント受付フロー]


[イベント受付フロー:「1.入金確認」画面]
 

[データ項目一覧画面]


「帳票の生成なら≪紙のようなワークフロー≫が分かりやすいのでは?」

確かに1つの案件(業務データ)で「1つの帳票」しか必要ない場合は、「紙のようなワークフロー」の方が分かりやすいだろう。しかし1つの案件で、『納品書』と『請求書』と『送付状』など、様々な帳票が必要になるケースでは業務データと帳票を切り分けて考えたくなる。このケースでも、『参加証』と『領収書』と言う2枚の帳票生成が必要となる。

ちなみに、「何事も機械に任せてしまおう!」と言う発想は、色々と議論の余地がある。つまり『過度な自動化』は、(1)問題の発生に気付かなくなる、(2)人類の退化につながる、(3)日付データのゴマカシが出来なくなる、などの新たな問題(!??)が発生するのだ。
しかし、ゴニョゴニョと「自動化しない言い訳」を考える前に「仮にあの工程を自動化(機械化)すると、どんな変化があるか?」の検討くらいはしておきたい。まずは改善(自動化)できそうな作業工程のピックアップから始めよう。

<PDF画像:参加証>      <PDF画像:領収書>
 

[雛形ダウンロード (無料)]
<類似プロセス>
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