インターネットFAX × SaaSワークフロー

2012年9月10日
「ファックスなんて、もう要らない!!」 (時代錯誤)

ソウダ、ソウダー!
そう・・・なん・・・だが・・・、やっぱりファックスは、、、要るね。。。(汗)

多くの企業で「紙を浪費するFAX機」は引退させつつも、「インターネットFAX」を導入する。日本でも、eFax・BizFAX・D-FAX・ペーパレスFAX・Toonesなど、様々なサービスがある。単純な話、FAX機器費/消耗品費/通信費が削減できる。言うまでも無く回覧や保存もカンタンだ。

ここでは更に、「受信したFAX」(画像データ)を効率よくワークフロー処理する例を紹介したい。

[Internet FAX]



このワークフロー定義では、『メール連携プロセス開始』(通称:メール開始)の機能(※)を活用している。何と言うことはない、「インターネットFAXサービス」からメールが届いたら、ワークフローが自動的に起動される仕組みだ。この仕組みを導入すれば、いつでも、どこからでも「会社に届いたFAX」を確認できるようになる。当然ながら、だれ宛に、どのくらいの頻度で、どんなFAXが届いているのか、も可視化される。(要、データ閲覧権限)

※ 製品情報⇒ 無料で始められるクラウド型ワークフロー「Questetra BPM Suite
※ 設定方法⇒ 「FAXが届いた時」にプロセスが自動起動するように設定する

具体的な日常業務を見てみよう。
まず総務部の誰かが、第1タスク『1.FAX Control』を処理する。と言っても、画像化されたFAX表紙の宛先(部署名/担当者名)を見て、フロー『Email Notice Only』を選ぶだけだ。担当者宛にFAX画像がメール添付で送信され、結果、プロジェクトマネージャやセールスパーソンは外出中であっても「会社に届いたFAX」に気づく。(End 1)

もし、担当者不明のFAXが届いたら、どうすれば良いのだろうか?
  • 受信FAXを印刷して社内をウロウロするか?
  • いっそ、社内メーリングリストを使って全社宛てに送信するか??
そんな場合には「それらしき人」を選択して『Check フロー』に流せばよい。「それらしき人」に認定された人は、メールでFAXを確認できるだけでなく、タスク『2.FAX Check』で「宛先間違だよ」と返してくれたり、「適切な割当先に流しておくね」と回してくれたりする。(End 2)

受信FAXが「全て電磁気的に記録されること」自体には、まぁ、大した意味は無いかも知れない。しかし「すぐに共有できる状態にしておくこと」は、確実に業務効率化につながるだろう。

追伸:
≪受信≫ができるなら≪送信≫も・・・・???
賢明な読者諸氏なら推察に容易いが、次回記事は「ワークフローでFAX送信」を予定している。キーワードは、PDF自動生成、メール添付、ファイル画像形式、FAXアドレス帳・・・。乞う御期待!
(2012-09-18追記予定:「ワークフロー内でインターネットFAXを送信予約」)

[Internet FAX:「2.FAX Check」画面]


<設定画面:inboundとsend>


<類似プロセス>
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