「オレの代わりは居ないし、ナカナカ人には伝えられない仕事なんだよ・・・!」
どれだけ会社規模が大きくなっても、「たった一人が担当している仕事」の1つや2つは存在する。しかし、その様な「一子相伝の秘められたプロセス」であっても、業務フロー定義を諦めるべきではない。少なくとも、『各案件がどの進捗にあるのか』を明らかにするだけでも、大きなメリットがある。
以下のワークフローは『プレスニュース原稿の作成フロー』の概略工程を定義したものだ。情報収集や裏づけなどの細かいタスクは気にせず、大きな流れだけを定義している。
<各タスク名>
0.NEWSアイデア提案、1.NEWSネタ熟成、1a. 助言対応、2.NEWS草稿執筆、2a. 助言対応、3.配信代行サービス登録、4.Webサイト アップ、5.効果測定、6.意見感想投稿
[プレスニュース原稿の作成 : 「2.NEWS草稿執筆」画面]
<各プロセスデータ名>
▼プレスNEWS情報▼
- 文字型:NEWSのねらいアイデア等
- 文字型:タイトル
- 文字型:サブタイトル
- 日付型:プレス発表日
- 文字型:原稿原文
- ファイル型:原稿ファイル
- 文字型:配信代行サービス登録URL
- 文字型:アップしたWebサイトのURL
- 数値型:掲載されたWebメディア数、数値型:掲載された紙メディア数、数値型:特別に取り上げられたメディア数
- 文字型:特別に取り上げられたメディアのURL等
- 選択型:助言フラグ(要助言/次のステップへ)、ユーザ型:助言依頼先、選択型:意見反映可能(可/不可)、選択型:ボツフラグ(ボツ/OK)
- 掲示板型:コメント感想
ニュース原稿の執筆者の初期タスクとして、『1.NEWSネタ熟成』と言うタスクと『2.NEWS草稿執筆』と言うタスクがある。つまり「X月X日ごろに、YYYな感じのプレスを打とうと思っている」と言う情報を記録するステップだ。どこの部署の社員でも参照できる所がポイントだ。
もしセールス部門や製造部門の視点で、その「プレスニュースの予定」にないニュースネタがあれば、「こんなニュースネタは如何?」と、アイデア自体をニュース原稿担当者に伝える事もできる。(タスク『0.NEWSアイデア提案』)
なお「助言者」の欄は、関係部署の責任者の場合もあるが、翻訳者や挿絵作成者なども想定できるだろう。
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<類似プロセス>
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