[イベント受付フロー-アンケート(期限セット)]
『7日後』の設定には、データ設定式を利用しています。
「#now.addDays(7)」と書くことで、「回答期限設定」工程にトークンが到着した時点(#now)から『7日後』を「回答期限(日付)」にセットすることができます。
<「回答期限設定」設定画面>
- ・2時間30分後:#now.addHours(2).addMinutes(30)
- ・月末:#now.getLastTimeInMonth()
- ・翌月5日:#today.getFirstTimeInMonth().addDays(4)
(他のデータ項目でも「データ設定式」を利用可能です。詳細は「M227: 業務データの結合や四則演算が自動実行されるように設定する」を参照)
『7日後に締め切り』をセットする方法ですが、実は、「タイマー中間イベント」単体でも実現することが可能です(Questetra Ver. 11.7)。
[イベント受付フロー-アンケート(期限セット2)]
<「回答待ち」設定画面>
単に簡単に設定できるようになったというだけでなく、少ない工程アイコンでワークフロー図の視認性を高めることは、業務の流れの見える化において大切です。
工程アイコンの数を減らす、というのは、そのひとつの方法です。利用されていない工程アイコンは思い切って削除してしまうのも良いかもしれません。また、「サービスタスク(データ設定)」については、ひとつの工程で、複数のデータ項目に値をセットできるようになっています。「サービスタスク(データ設定)」が連続して配置されている場合、ひとつに統合することを検討ください。
ワークフロー図は、案件の進捗状況を把握する際にも大きな役割を果たします。ワークフロー設計者自身だけでなく、ワークフローの処理担当者にとってもわかりやすいワークフロー図を描くことを心がけましょう。
類似プロセス
- 第539話:時刻が来れば自動的に「受け取った」ことになる工程 (2017-06-12)
- 締切時刻が来れば、その処理が「スキップ」される工程 (2015-06-01)
- 溜まるハズの「日報」が、溜まらない仕組みを作れ! (2014-11-04)
雛形ダウンロード (無料)
業務テンプレート : イベント受付フロー-アンケート(期限セット2)
関連記事
- M203 (業務の流れ) 処理フロー途中に、同時並行処理、単一選択分岐、複数選択分岐を設定する (使い方)
- M223 (自動イベント) 処理フロー途中で、自動的に一定時間スリープするように設定する (使い方)
- M227 (自動工程) 業務データの結合や四則演算が自動実行されるように設定する (使い方)
(英文記事 (English Entry))
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