前回は、「少人数セミナー」といったイベント受付を行うためのワークフローを紹介しました。
担当者によるメール対応を卒業し、受け付けの仕組みをワークフロー化しておくことが、A. データ管理、B. フロー改善、の視点からも望まれます。
イベントが無事に開催された後には、参加者にイベントの感想やフィードバックを聞きたいものです。参加者の声を聞き、次のイベントに反映することで、「イベント開催業務」自体もカイゼンしていくことができます。そのイベントが、セミナーであれば、セミナー内容の見直しにも繋がりますね。
「イベントアンケート」収集用のワークフローを準備して、回答用URL(フォーム開始)をイベント参加者に一括でメール連絡する方法もありますが、今回は、「イベント受付フロー」の後工程にて、アンケートの入力を待ち受ける方法(フォーム待ち受け)を紹介します。
[イベント受付フロー-アンケート]
このワークフロー定義では、「イベント受付」を行うだけでなく、イベント開催後に「アンケート」の回答を依頼できるようになっています。
イベント参加者ごとに、アンケート回答用のユニークURLがメール送信されます。参加者は、メールに記載されているURLを開いて、アンケートに回答することができます。
「アンケート」工程にて、受付時の「氏名」「所属」が表示されているように設定しておけば、記名アンケートとして意識してもらうことができます。一方で、この仕組み(ワークフロー)の場合、「氏名」「所属」をアンケート項目に含まなかったとしても、誰が回答したのかはわかってしまうので、無記名アンケートには向かないですね。
[イベント受付フロー-アンケート:「アンケート」画面]
[データ項目一覧画面]
類似プロセス
- 「社内アンケート」をガンガン行える汎用レビュー依頼 (2014-09-29)
- 企画1に対し回答がN集まる「社内アンケート」のデータ構造 (2014-10-06)
- 展示会アンケートを活かす業務プロセス (2014-02-10)
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関連マニュアル
- M220 (自動開始) 公開フォーム画面に入力があった時に自動的に開始されるように設定する (使い方)
- M224 (自動イベント) 業務データを挿し込んだメール文が、自動的にメール送信されるように設定する (使い方)
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