2016年版の「基本業務パック」を考える。
今回はシリーズ第2弾、シンプルな「物品購入依頼」を紹介する。
この調達フローは、「買うべき/買ってほしい」と思ったモノを、気楽に申請できるワークフローだ。
つまり「コピー用紙」「飲料水」「洗剤」といった消耗品から、「机」「掃除機」「パソコン」といった備品まで、、、社員であれば何でも申請できる。ただし、実際に購入されるか否かについては調達部門に委ねられる。特に、必要性や緊急性が判断しづらいものについては、「購入判断保留中」のステータスが長く続くことになる。
なお「10万円を超える申請」については、「事前に『稟議フロー』にて決裁承認されていること」が購買条件となる。
[物品購入依頼]
[物品購入依頼:「1.購買希望の申請」画面]
それぞれの申請は「却下」されたり「留保」されたり、様々な末路をたどる。また、現実には配送料の都合などから「とりまとめ」となるケースもある。いずれにせよ、全ての申請がどのようなステータスを経て、どのような結果になったのかが、すべて記録される。
蓄積された記録をエクスポートし、年度末や四半期単位に振り返り分析してみるのも良い。
- 会社全体や部署全体で、どの位の調達が行われているか?
- 時期による調達変動はどの程度あるか?
なお、クラウド型ワークフロー『Questetra BPM Suite』でこの業務フローを体験するのであれば、実際に「1.購買希望の申請」を行う前に、4・5人分のユーザアカウントを作成しておきたい。つまり、初期状態では一人のユーザが登録されているだけなので、「社員」「総務リーダ」「総務」「経理」の役割分担を実体験できない。
▼[入力ヒント]の設定サンプル(HTML/JavaScript)
例: p1234 (「概算総額」が10万円を超える場合は、『稟議フロー』で決裁承認されている必要があります)<br> <span id="mymessage"> </span> <script type="text/javascript"> jQuery('input[name="data\\[3\\].input"]').on('keypress keyup change',function(){ //データ項目番号「3」のTextフォーム値に変化があれば、 //keypress で半角英数の入力を検知し、keyup で delete キーと backspace キーの入力を検知 //change でフォーカス外れを検知 var thisValue = jQuery(this).val(); var thisNumber = parseInt( thisValue.split(',').join('').trim(), 10 ); if( thisNumber > 100000 ){ jQuery( '#mymessage' ).html("<span style='color:#0000FF;'>10万円を超えているため稟議IDが必要です</span>"); jQuery('input[name="data\\[7\\].input"]').parent().parent().css("background-color","#FFC0CB"); } else { jQuery( '#mymessage' ).html(" "); jQuery('input[name="data\\[7\\].input"]').parent().parent().css("background-color",""); } }); </script>
<データ項目一覧画面>
[雛形ダウンロード (無料)]
- 業務テンプレート:物品購入依頼
- 相見積を取り業者選定を行うワークフロー (2012-06-11)
- 行政機関における物品管理業務をオンライン化する (2012-12-17)
- 相見積審査の可視化と省力化 (2015-03-23)
- M201 定義全般: 定義した業務プロセスをワークフローシステムとして稼働させる (使い方)
- M207 データ項目: データ項目の初期値があらかじめ入力されているように設定する (使い方)
- M208 データ項目: 下流工程で利用する選択肢を、上流工程で列挙できるように設定する (使い方)
- M213 入力画面: 処理フォーム画面に “入力ヒント” が表示されるように設定する(HTML/JavaScript) (使い方)
[英文記事 (English Entry) ]
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返信削除ひな形ダウンロードができません。
返信削除よろしくお願いします。
雛形の URL を修正しましたので、再度、お試しください。
削除ご指摘、ありがとうございました。
スミマセン。スグに対応します。
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