2016年版の「基本業務パック」を考える。
今回はシリーズ第1弾、シンプルな「稟議フロー」を紹介する。
何ということはない、基本的には、
- 社員が稟議書を「申請」し、
- 申請者の上司が「承認」する。
この業務フローは、オンラインのワークフロー・システムに「慣れる」には、ちょうど良いテンプレートだ。入力フォームにある「注記」(入力ヒント)をアレンジする程度で十分だ。それでいて長く使える可能性も高い。。
- 紙の稟議書を止めようと考えている方、
- MS-Excel や Google Spreadsheet での稟議書管理に限界を感じている方
[稟議フロー]
クラウド型ワークフロー『Questetra BPM Suite』でこの業務フローを体験するのであれば、実際に「1.稟議を提出する」前に、4・5人分のユーザアカウントを作成しておきたい。つまり、初期状態では一人のユーザが登録されているだけなので、「申請者」と「上司」と「役員」の役割分担を実体験できない。
たとえば新たなユーザアカウントを作成し、そのユーザを『営業部』の[メンバ]として登録しておく。
その[メンバ]役のユーザに「1.稟議を提出する」を行ってもらうと、『その上司に自動的に「2.決裁する」というタスクが回る』というワークフローを、より実感できるだろう。(もし一人状態のまま申請すれば、自分自身に「2.決裁する」というタスクが回ってくるだめ、面白みがない)
<初期組織>
[稟議フロー:「1.稟議を提出する」画面]
<自動生成PDFの例>
<データ項目一覧画面>
[雛形ダウンロード (無料)]
- 業務テンプレート:稟議フロー
- 「稟議力」をキタエル(?)、不思議な業務プロセス (2015-03-09)
- 決裁に要している時間、平均で何時間? (2014-08-25)
- 上司とその上司に稟議を回す業務フロー図の書き方2 (2013-03-25)
- M201 定義全般: 定義した業務プロセスをワークフローシステムとして稼働させる
(使い方) - M207 データ項目: データ項目の初期値があらかじめ入力されているように設定する (使い方)
- M227 自動工程: 業務データの結合や四則演算が自動実行されるように設定する (使い方)
- M228 自動工程: 業務データを挿し込んだPDF帳票が自動生成されるように設定する (使い方)
[英文記事 (English Entry) ]
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