相見積を取り業者選定を行うワークフロー

2012年6月11日
「相見積を取る」なんて日常業務だ。
特に、電気製品や引越サービス等は業者間の価格競争が働く。発注側は、基本的には安価な見積を出してくれた業者さんに発注する。
しかし一方で、システム開発やデザインの委託などの場合、業者によって「発注側社内事情の認識レベル」に違いがあったり、得意不得意があったりで、単なる価格比較は難しい。発注までの手続きに時間がかかってしまうケースも少なくない。

まぁ正直、、、各社様々に調達事情が異なるので、この業務テンプレートがスグに使えるとは思わないのだが、、、『相見積および業者選定フロー』は是非整備して欲しいワークフローだ。
少なくとも「相見積」から「業者選定」や「最終契約」までの経過を記録する意義は、とてつもなく大きい。 10契約も記録すれば、色々と『課題』が見えてくる。

以下のワークフロー定義では、業者さんから見積書を集める調達担当者と、各見積書を見て業者選定する評価担当者が異なる。不正な取引を未然に防ぐ業務フロー定義と言えるだろう。

[相見積および業者選定フロー]



ちなみに、労働者派遣を受ける際にも、複数の派遣会社から相見積をもらう。
しかし日本の労働者派遣では様々な法的制約があり注意が必要だ。中でも最も守られていないルールに「事前の面接」や「履歴書の提出」がある。
※直接雇用を前提とする派遣(紹介予定派遣)でない場合

社内の業務フローを各部署に書かせた結果、あるいは派遣契約の相見積実績を記録した結果、「面接をする」とか「面接結果を報告する」などのタスクが観察されたなら、法令順守の観点で是正すべきだ。

#「一般労働者派遣事業」(許可制)もさることながら、特に「特定労働者派遣事業」(届出制)の業界では、実に横行している。。。(合法化すべきとの意見も少なくない)

[相見積および業者選定フロー : 「2.見積依頼書を承認する」画面]


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