入力欄AとBは同じ選択肢候補(店長の週次報告)

2014年5月7日
チェーン喫茶店における『週次報告』業務。

各店舗の店長は、毎週月曜日の朝までに『店舗概況の報告』を入力する。報告内容は以下の6項目。
  1. 一週間の来客数 (数値型データ)
  2. かなり売れた商品 (選択肢型データ)
  3. かなり売れた理由 (文字列型データ)
  4. 売れなかった商品 (選択肢型データ)
  5. 売れなかった理由 (文字列型データ)
  6. 当週の成果と次週の目標 (文字列型データ)
本部のエリアマネージャは、月曜の午前中に店長報告を確認する。一つ一つの報告に対して「コメント」や「質問」を入力する。「コメント」が記入された場合には店長にメールが届き、また、店長への「質問」が記入された場合には、店長にメールが届くと共に、その店長は『本部質問への回答』と言う入力が必要になる。

なお、繰り返し行われる日常的な業務だけに、報告の負担を出来るだけ下げ、毎週確実に報告できる様にしたい。また、報告内容は全店にオープンな形とし、他店の報告内容もいつでも閲覧できるようにしたい。

<組織情報>
  • 全社
    • 関東エリア - 東京店、品川店、横浜店
    • 中部エリア - 名古屋店
    • 関西エリア - 京都店、大阪店

(当ブログ『Workflow-Sample』もマンネリ期だ。ふと・・・、「業務設計演習」(プロセスモデリング演習)の形式で投稿してみよー、と思った!)

[データ項目一覧画面]


[週次報告フロー-選択肢共有]

[週次報告フロー-選択肢共有:「2.コメント(or質問)」画面]

  • 他店舗は、どのくらい集客できているのか?
  • 他店舗では、どの商品が売れているのか?
各店の報告は、実は店長自身が気になる情報だ。新鮮な「週次の情報」は、自店運営の大きな参考になる。具体的に言えば、自店の成績を他店トレンドと比較したり、他店でのベストプラクティスを自店に適用したりする事ができる。もちろん、情報更新の頻度(日次/週次/月次)は、事業規模や経営理念によって異なるので、適宜置き換えて考えて欲しい。

なお、入力項目『2.かなり売れた商品』と『4.売れなかった商品』は、共に「選択肢型データ」だ。しかも『コーヒー』や『トースト』など、その選択肢候補は同じリストになる。この様なケースでは cafe-menu.xml を参照するように設定すると、報告システムの管理(メンテナンス)がラクになる。

<cafe-menu.xml>
<items>
  <item value="h1" display="コーヒー" />
  <item value="h2" display="アメリカン" />
  <item value="h3" display="カフェオレ" />
  <item value="h4" display="紅茶" />
  <item value="c1" display="アイスコーヒー" />
  <item value="c2" display="アイスティー" />
  <item value="c3" display="オレンジジュース" />
  <item value="c4" display="レモンスカッシュ" />
  <item value="c5" display="コーラ" />
  <item value="e1" display="トースト" />
  <item value="e2" display="サンドイッチ" />
  <item value="e3" display="ピザトースト" />
  <item value="e4" display="ナポリタンスパゲッティー" />
  <item value="e5" display="ピラフ" />
  <item value="m1" display="モーニングAセット" />
  <item value="m2" display="モーニングBセット" />
  <item value="m3" display="モーニングCセット" />
</items>


[雛形ダウンロード (無料)]
<類似プロセス>
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