ただ最近では、「メールの普及」「個人情報への配慮」「リアルタイム性の担保」等の理由から、電話連絡網(緊急連絡網)を廃止して、メーリングリストでの情報配信に切り替える学校も多い。
『緊急メール』の配信で注意したいのは「誤解の無い文章の作成」だ。メールでの情報配信は便利なのだが、要らぬ誤解は混乱を助長する。「情報が正確に伝わっているか?」、かならず起案者以外の職員にレビューしてもらってから送信するルールにしたい。
以下のワークフローでは、(1)配信文章の起案、(2)素早いレビュー校正、(3)素早い承認、を考える。(レビューや承認は、スマートフォンが吉!)
<各タスク名>
1.配信文起案、2.配信文校正、3.承認、3b.事後承認
緊急メール配信は「日頃の訓練」が重要だ。いざと言う時のワークフロー(コンティンジェンシープラン)を整備していても、実際問題、即時対応や適時対応は容易ではない。
すなわち、事件・事故・災害を想定した【訓練】の中で『緊急メール配信フロー』も実際に使ってみるべきだ。「職員の配信文章準備」から「校長の承認」まで、どの位の時間を要するのか、についても、過去数回の訓練実施記録を見れば算出できるようになる。「過去データ」や「処理記録」をいつでも参照・分析できるワークフロー(BPMS)が便利だ。(参考:ワークフロー製品の比較)
[緊急メール配信ワークフロー 「2.配信文校正」]
[緊急メール設定画面]
[メール受信画面]
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