以下の業務フロー図は、「不具合報告」や「要望」のステータス管理を効率よく行う事を主眼に置いた設計だ。(※ 社員が全員、ワークフローのアカウントを持つケース)
<各タスク名>
1.不具合要望登録、2.回答者指名/優先度設定、3.一次回答、3a. 疑問対応、4.最終回答、5.一次回答確認、6.最終回答確認
[不具合&要望の受付から回答 「2.回答者指名/優先度設定」]
<各プロセスデータ名>
- 件名(text)<≪不具合要望概要≫>
- 選択型:不具合or要望(不具合/要望)
- 選択型:対応優先度(1/2/3/4/5)
- 日付型:事象発見日
- 文字型:不具合要望詳細
- 選択型:該当範囲(Webアプリ/ミドルウェア/インフラ/その他)
- ユーザ型:回答担当者
- 日付型:一次回答期限
- 日付型:最終回答予定日
- 選択型:回答フラグ(一次回答をする/一次回答前に確認したい事あり)
- 選択型:ノイズフラグ(OK/ノイズ)
- 文字型:一次回答
- 文字型:最終回答
- 掲示板型:通信
- 数値型:不具合要望登録の貢献度(0-100)
この手のワークフローでは『全プロセス実績』が頻繁に検索される。特に、管理職者は「最終回答予定日を過ぎて、まだ回答されていない登録はナンダ?」、「インフラ領域における改善テーマは何?」などの視点でプロセスを列挙するだろう。社内SNS機能を使って「どうなってんだ、このプロセス?」と催促する様子も、想像に易い。そして、開発チームの各メンバは『マイタスク』にある「自分が回答しなければならない不具合要望」を減らす事に邁進する。
しかし本当に評価すべきは「ナイスな報告」をした人だ。
- 登録文の読みやすい
- 致命的な不具合を発見した
- 誰も気が付かないアイデアを出した
<類似プロセス>
- 新サイト公開時のトラブルに冷静に対応する業務フロー (2010-12-17)
- ソフトウェア開発におけるテストフローを可視化する (2010-12-20)
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