情報収集は「業務」か?
色々な意見がありそうです。テレビ番組も会議室で視聴すれば「業務」なのでしょうね。
ただ、たとえば百貨店に勤めている方なら「百貨店」のニュースは気になるものです。あるいはネット企業に勤めている方なら「AI」「IoT」「ビッグデータ」といったキーワードが気になるものです。
もし、それらのキーワードに関係する「特集番組」がテレビ放送として企画されているなら、見逃す訳には行きません。とくに公共放送で取り上げられるとなれば、社会への影響も非常に大きなものがあります。
<NHK API 管理画面>
誰でも使える NHK API
日本の公共放送であるNHKは、
『番組表API』を公開しています。2016年6月にはVer.2の提供が開始され、「7日先」の番組情報まで取得できるようになりました。
レスポンス抜粋
"id" : "2017041215654",
"event_id" : "15654",
"start_time" : "2017-04-12T04:30:00+09:00",
"end_time" : "2017-04-12T05:00:00+09:00",
"title" : "NHKニュース おはよう日本",
"subtitle" : "▼国内外の最新ニュース ▼スポーツ情報 ▼地域の課題や話題のリポート ▼日本と世界の気象情報",
"content" : "※番組内容は変更になる場合があります ▼番組HP http://www.nhk.or.jp/ohayou/",
"act" : "【キャスター】森田洋平,【気象キャスター】酒井千佳",
この API は非常にシンプルな OPEN API です。
ユーザー登録さえすれば、誰でもスグにアクセスでき、利用上のルールに関しても「1日300アクセスまで」と非常に明快です。OAuth1/OAuth2といった認可フローもなく、セキュア通信(HTTPS)ですらありません!
一方で、標準仕様に厳格な API と言うこともできます。
日頃いろいろな API を活用している方であれば、Web サイトで使用できる文字(UTF-8)は、そのまま通信されるものと思い込んでしまっています。しかし、ソコは「流石NHK」です。「英数記号(ASCII 文字)だけで送受信」(Unicodeエスケープ)というルール(JSON
RFC7159)をしっかり守り、日本語一文字一文字が \nXXXX と変換されています。(通信ログの検証等では使いづらいのですが)
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