ワークフローの無料試用期間、何を流す? (目安箱)

2013年12月24日
※「スグに試せるシリーズ」、連載その1。

ワークフロー・システムの導入検討、、、少しでも「意味のあるデータ」を流してワークフロー製品を評価したい。

しかし幾ら探しても、自組織の業務に完全にフィットする業務サンプルはない。つまり業務と言うモノは100社100様で、会社規模・会社業種・所属部門によって「あるべき業務プロセス定義」が大きく異なってしまうのだ。そして、シンプル過ぎる業務プロセス定義例(ワークフローサンプル)をダウンロードし、ワークフローシステムとして稼働させても、『テスト』や『ほげほげ』などのテキトーな入力をしてしまう。

以下に紹介する『目安箱ワークフロー』は、ワークフロー製品の試用期間に稼働させるワークフローとして、非常に都合が良い。フロー図がシンプルで、小さなチームから大会社まで、どんな組織であっても(使おうと思えば)スグに使い始められる。何と言っても、メインの業務に影響を与えることなく小さく始められる点が良い。

[目安箱フロー]



[目安箱フロー:「2.改善提案の確認」画面]

[データ項目一覧画面]

試用者の協力を得て、10~20件ほどの「意味のあるデータ」が流せれば、ワークフロー製品の仕様を考察する事ができるだろう。例えば『データ閲覧権限の設定』や『分岐部分の設定』あるいは『引受者の設定』について、より生々しく体験できる。

たとえばこの例であれば、第2工程『2.改善提案の確認』の処理は、提案者(申請者)の所属部門の「リーダ」が引き受ける定義になっている。一週間もすれば
  • 「経理部」と「人事部」を兼務する社員は、どの様な入力画面になるのか/すべきか?
  • 「リーダ」に対して気兼ねなく提案できるようにするには、どの様な入力画面注記が良いのか?
  • 「各部署のリーダ」が過去データを検索すると、どの範囲の提案が一覧できるのか?
  • 「リーダ」が滞留させている(回答できていない)様子は、どの様にして確認できるのか?
など、ワークフロー製品ごとの特長が把握できているハズだ。是非、体感してみて欲しい。

PS
スグに試せるシリーズ、連載その1(今回)『会社改善提案(目安箱)』
スグに試せるシリーズ、連載その2(予定)『日報フロー〔自動開始〕』
スグに試せるシリーズ、連載その3(予定)『汎用作業依頼フロー』


[ダウンロード]
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